思い出の土地を語るシリーズ『島』編
マジックザギャザリングが他のTCGと大きく違う点。それは『土地』の存在だと思います。土地からマナを出さなければ何もプレイできないのがマジックザギャザリングというカードゲームです。
土地は基本であり、各ブロックごとに存在するわけですが、イラストが各ブロックごとに違うわけで「どのブロックのどの土地が好きか?」という質問の答えは、その人その人によって違ってくると思います。
そんな思い入れのある土地について今日は書きたいと思います。
今回は『島』について。
私がマジックを始めた時期はおよそテンペストが発売されたころになります。兄の影響で少し早く始めていた友人はミラージュブロックの土地、私はテンペストブロック、私の影響でマジックを始めた友人は主にウルザスブロックの土地を使用してました。
そんな自分が好きな『島』がこちら。
第5版の島です。
イラストがとにかくリアルで綺麗でずっと見ていたくなります。特に夏場(笑)
他にも第5版の島は綺麗なイラストのものが多いと思います。
ただ白枠なのでスタンダードのデッキでは気になってしまい使ってないのですがモダン、レガシーを始める際はぜひ採用を検討したいです。その前にPauperで使ってみようかな。
活動休止期間がおよそ15年くらいありますのでこれからその間の土地を色々と見ていければと思います。
ちなみに今使ってる(頻度が多い)『島』はこちらです。
戦乱のゼンディカー フルアートランド
なんか宙に浮かびあがっちゃってて面白いですよね。
あとはカラデシュのこの2種もお気に入りです。
第5版同様にとにかくイラストがきれいでずっと眺めてたくなります。
こちらは逆にイラストとしてのポップさが異様にお気に入りです。
そしてアモンケットのフルアートランド
こちら発売してすぐ10枚購入して青赤コントロールに使用中
記事を書いてみてあらためて週末時間があるときに土地を綺麗に整理してみようと思いました。みなさんが好きな土地はどの土地ですか?たむら
【デッキ構築】白黒ゾンビアグロ
昨日掲載した「黒赤緑ビートダウン」でしたが実際に回してみると全然完成度低すぎたのでとりあえず種案件として一度掲載を取り下げさせていただきました。
もう少しカードパワーのあるクリーチャーを足していければ可能性はありそうだったので長い目で作っていければと考えております。
対して、戦わせてみたデッキが非常に可能性がありそうだったので一度掲載してみたいと思います。引き続きアドバイス等をコメントいただけると幸いです。
【白黒ゾンビアグロ】
生物 (28)
4:ホネツツキ
3:墓所破り
3:むら気な召使い
3:戦慄の放浪者
3:光袖会の収集者
3:疫病吹き
2:呪われた者の王
2:憑依された死体
2:戦墓の巨人
2:秘蔵の縫合体
1:ギサとゲラルフ
呪文(11)
4:致命的な一押し
2:闇の掌握
2:苦渋の破棄
2:闇の救済
1:死の権威、リリアナ
土地 (21)
4:秘密の中庭
2:霊気拠点
2:進化する未開地
1:乱脈な気候
1:ウェストヴェイルの修道院
7:沼
2:平地
2:島
現状はとりあえず入れたいカードを入れているだけの欲張りデッキとなってます。
実際に回してみた時の
1ターン目:《墓所破り》or《戦慄の放浪者》
2ターン目:《光袖会の収集者》or《むら気な召使い》この時点でどれか死亡予定
3ターン目:《戦墓の巨人》が3/3でイン
4ターン目:《疫病吹き》を唱えることで戦墓の巨人の能力で2/2ゾンビトークン発生
疫病吹きが場に出た能力で2/2ゾンビ死亡、相手に1点ダメージ
クリーチャー死亡により《ホネツツキ》1マナでイン
みたいな流れが非常に好感持てました。
《戦墓の巨人》を2枚しか持ってないためこの枚数ですが場合によっては3~4枚目を考えています。
個人的な趣味趣向により追加されてる要素は今後の変更点候補かと思ってます。
①大好きな《光袖会の収集者》を《束縛のミイラ》に変更
ドローによるアド確保のために3枚挿してるエネボブですがよりゾンビシナジーを考えると他のゾンビ採用のほうが良いかと思います。特に《束縛のミイラ》はゾンビが場に出るたびに相手のクリーチャーかアーティファクトをタップできるのでゾンビートするには持ってこいだと思います。この場合は霊気拠点も他の土地に変たほうがいいかもしれません。
②タッチ青をやめる
ゾンビ特有のリアニメイト能力を存分に生かすために《秘蔵の縫合体》をどうしても挿したくてタッチ青に。《ギサとゲラルフ》も終盤になると低マナコストのゾンビを一気に呼び戻せるので1枚挿しにしてます。またサイドボードではタッチ青を活かしたコントロール系のカードもいくつか追加できればと考えてます。しかし普通に考えても白黒2色でまとめたほうが回りもよさそうなのでここから検討です。
③土地の枚数、種類の変更
《進化する未開地》は序盤のマナ安定のため、プッシュの紛争達成のために採用してますが白黒2色にする場合は無理に使用することもないです。《ウェストヴェイルの修道院》についてはゾンビトークンや低マナコストゾンビが場に並ぶことになるであろう終盤のフィニッシャーとして採用してみました。これも実際に使ってみて合否を最終決定したいと考えています。
アモンケットのプレリリース当初からどうしても作りたかったゾンビデッキがようやくまとまりつつあります(当初は青黒赤のグリスシスゾンビを考えていました)
今週末はマジックができそうな時間はないのですが早いうちに試してみたいものです。たむら
【今日の一枚】クソカードだと思ったら・・・『古えの墳墓』
初心者の頃のあるあるとして「ライフを支払ってまでも何かプレイする行為」に対しての評価を限りなく0にするということがあると思います。
たとえば、ネクロの夏を作り上げた《ネクロポーテンス》なんかも収録当時は「ドローステップのスキップ、ドローによるライフロス」などのマイナス要素からカスレア扱いをされていたのは有名な話です。
同じようにマジックザギャザリングを始めた当時の私も1枚のカードをひどい扱いしておりました。
《古えの墳墓》
土地
(T):あなたのマナ・プールに(◇)(◇)を加える。古えの墳墓はあなたに2点のダメージを与える。
当時の私「なぜ2点くらって無色のマナを出さなきゃいけないんだ?」
この話に共感してくださる方も多いかと思います。なおその強さ、その使い道については説明するまでもありませんが当時はたしか250円程度のアンコモンでしかなかったと思います。スリーブにすら入れず、というか少し折れたのを理由にそのままゴミ箱に投げ捨てたような記憶すらあります。
それが今では『最安:1,900 円/トリム平均:2,963 円』※Wisdom Guild参考
どんなにカスレアだとしても大切に扱わなければいけないことを学びました。たむら
《副陽の接近》ゼウスサイクリングを作ってみた〜その1〜
話題のゼウスサイクリングを作ってみて1人回ししてみた所感を書かせていただきます。
5:《森/Forest》
5:《島/Island》
4:《平地/Plains》
2:《沼/Swamp》
1:《灌漑農地/Irrigated Farmland》
4:《異臭の池/Fetid Pools》
21 lands
4:《砂時計の侍臣/Vizier of Tumbling Sands》
4:《シェフェトのオオトカゲ/Shefet Monitor》
4:《秘宝の管理者/Curator of Mysteries 》
12 creatures
4:《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》
4:《花粉のもや/Haze of Pollen》
4:《葬送の影/Shadow of the Grave》
2:《ヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illumination 》
4:《奇妙な森/Weirding Wood》
2:《俗物の放棄/Forsake the Worldly 》
2:《造反者の解放/Dissenter's Deliverance 》
4:《新たな視点/New Perspectives》
1:《副陽の接近/Approach of the Second Sun》
27 other spells
基本的なデッキレシピはAAさんと同じですが手元にあったカードの関係上《排斥》《新たな信仰》を別のサイクリングにしてます。
BMOの解説でも言ってた通り、このデッキは1人回しでも大体イメージが湧きます。その中で色々と感じることがありました。
【6ターン目《新たな視点》が通りさえすれば大体はゴールが見えてくる】
こちらが最終的な墓地、場、手札となります。
手札がエライことになってます。
気をつけたいのは
①《新たな視点》をエンチャント破壊される
フルタップで《新たな視点》を破壊されると次のターンまで最低何もできなくなるので破壊されたくはないですが特に対策もできないと考えてます。個人的には《検閲》も4積みはありなのではと感じてます。場合によっては《副陽の接近》に撃たれたカウンターもうまく返してくれるかもしれませんし。
②《副陽の接近》をカウンターされる
AAさんのデッキでは1枚挿しにしてる分、《終止符のスフィンクス》を使ってカウンター妨害してます。自分のデッキではスフィンクス0かつ副陽の接近1にしたところマナは残りつつもカウンター撃たれた瞬間にもうお手上げになります。2枚積みは悪くないかと感じてますが序盤にダブルと辛いです。同じように《新たな視点》《奇妙な森》あたりも序盤に手札にダブルと腐るので枚数は考えものです。
③《排斥》はマストカード
諸事情により現在デッキ外になってますが《排斥》はマストカードです。コンボが回るまでの相手のキーカードを防ぐことも重要ですがエンチャントとして《ウルヴェンワルド横断》の昂揚達成の鍵を握ってます。意外と本体も使えるサイクリングカードがクリーチャー、インスタント、土地に偏ってるのでその点で《排斥》は外せません。
《副陽の接近》をいかに通せるかがすべてのデッキですがそもそもカウンターデッキと当たったらどうしようもないですよね。その場合はサイド後に《ドレイクの安息所》なりでサイクリングを用いつつガラッと攻め方を変えていければと考えてます。
所感はこんな感じですかね。早く実践に使ってみたいです。たむら
アモンケットを買ってみた〜その5〜
帰省中の飛行機内での楽しみとしてアモンケット2パックを買っておきました。意志の力が試されるこのチャレンジ。果たして今回は何を手にできるのか。
ちなみにアモンケットに関しては《不屈の神、ロナス》以外は使いそうなカードの必要枚数は揃えております。TCGの楽しみの1つはパックを剥くことだと思ってるので隙あらばパック購入してしまいます。
さて1パック目は!?
《明日からの引き寄せ》でした。現状赤青コントロールに2枚ほど使用予定ですが5枚目は必要なのかな?でも青タッチする場合は間違いなく1〜2枚の採用は間違いので良かったです。
さて2パック目は!?
キタ――――(゚∀゚)―――― !!!
《死の権威、リリアナ》さん!2枚はシングルで購入してましたので3枚目になりますが本格的なリリアナコントロールを作るとしたら3枚目がほしかったのでこれは嬉しい限り。
富士山が見えます。600円でこうやって楽しめるのもマジックザギャザリングの良いところだと思いますね。たむら
いま《副陽の接近》がすごいと話題に
BMOにて浅原さんがとてつもないデッキでマルドゥ機体を叩きのめしました。
《副陽の接近》+《新たな視点》+《葬送の影》
動きとしては序盤は《花粉のもや》等で凌ぎつつ、《新たな視点》を設置したらコンボスタート。サイクリングコストを踏み倒しながらどんどん捨ててはドローを続けます。
そこで鍵を握るのが
《砂時計の侍臣》
こいつで使った土地をアンタップ
《シェフェトのオオトカゲ》
こいつで新しい土地をサーチして
《副陽の接近》のためのマナを確保します。
存分にサイクリングを楽しんだら《葬送の影》にて手札に全て戻して以下繰り返し。
《副陽の接近》を2回打ち込んで勝つというものです。
やっぱり有名な方のデッキビルド能力ってすごいですね。
ちなみに浅原さんのテクニックとしてはサイクリングカード以外に《ウルヴェンワルド横断》と《奇妙な森》を挿してるところだそうです。
環境がマルドゥ機体対策でアーティファクト破壊等をサイドに多く入れてることを逆手に取ってるとのこと。《新たな視点》の条件を満たせなくなるため手札破壊に弱いそうです。←
これは《葬送の影》9枚持ってるので2デッキ作るしかなさそうです。たむら
【今日の一枚】無数にカードがあることを教えてくれた『撃砕確約』
マジックザギャザリングには無数のカードがある。
こんな基礎的なことを教えてくれたカードの話。
(赤) インスタント
攻撃クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。それがアーティファクト・クリーチャーであるなら、ターン終了時まで、それはトランプルを得る。
先日、大型の機体を高速で動かせるタイプの「赤白機体デッキ」を作っていた際に一つの課題に直面しました。
それは『攻撃力が高いので当たり負けはしないもののブロックされたら相手にダメージを通すことができない』
というものでした。
すなわち7/11だろうが、6/6だろうが1/1にブロックされたら止まる。ということです。
当然相手は大型クリーチャーではブロックせず小型クリーチャーやトークンにて対処してきます。そのために黒をタッチして《致命的な一押し》や《無許可の分解》で相手の壁役を壊して突き進むという選択肢を増やしましたがいまいちしっくりときてませんでした。
そこで理想のカードを考えてみました。
「ぼくのかんがえたさいつよかーど」
- 低コストでトランプル付与してくれる
- 赤か白なら良いが、トランプルの性質上で緑でも可
- ついでに攻撃力をアップさせてくれたら最高
そんな都合のいいカードあるわけないだろと思いながら大会当日の朝に友人とストレイジボックスを漁っていたところ発見したのが《撃砕確約》でした。アーティファクトクリーチャーならトランプル付与するというウィークポイントも機体デッキでの使用を考えている自分にとっては好条件でしかなくそのためか(赤)という低マナコストになっているのは「ぼくのかんがえたさいつよかーど」でしかありませんでした。
これまでカラデシュのカードはかなり見てきたつもりでしたが自身もこの日に初めて知ったカードでした。
実際に大会中も大活躍でチャンプブロックで軽量クリーチャーを準備している相手の裏をついて撃砕確約が頭越しに本体を殴って勝つことが何度もありました。そしてその都度相手は「えっ?このカード何なの?」というような顔をして確認していました。
「ぼくのかんがえたさいつよかーど」が必ずしも存在するとは限りませんがマジックザギャザリングのカードプールの広さを感じたと同時にまだまだカード情報不足だなと思わされた出来事でした。たむら