【デッキ構築】黒単霊気体

プロツアー「イクサラン」はセス・マンフィールドの【スゥルタイエネルギー】が見事優勝して幕を閉じましたが、当初予想されていたような【ティムールエネルギー】や【ラムナプレッド】は勢力としては最大級ではありましたが結果としてはトップ8にそれぞれ2と1のみとなり非常に多様なデッキが活躍したプロツアーだったのではないかという感想を抱きました。

 

トップ8を見ただけでも【マルドゥ機体】がいたり【青白ギフト】や【ジェスカイ副陽】がいたりと様々な顔ぶれがいました。惜しくもトップ8は逃しましたが【白単吸血鬼】といった新しいアーキタイプが2日目進出率100%(5/5)だったりもしました。

 

その中で個人的に楽しみにしていたデッキがありました。

 

それが【黒単霊気体】です。

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これはBIG MAGIC所属の殿堂プレイヤーである藤田剛史さん(ローリーさん)の放送でピックアップされていたデッキになります。

デッキ内容はまだ完成はしていませんでしたがざっとこんな感じでした。

 

【黒単霊気体】

生物 (12)
4:戦慄の放浪者
4:才気ある霊気体
4:真夜中の随員

呪文(24)
4:リリアナの支配
4:ヴラスカの侮辱
4:死の権威、リリアナ
4:致命的な一押し
2:アルゲールの断血
2:バントゥ最後の算段
2:板歩きの刑
2:耕作者の荷馬車


土地 (24)
15:沼
4:イフニルの死界
3:廃墟の地
2:屍肉あさりの地

 

サイドボード (15)
4:大災厄
4:強迫
3:失われた遺産
2:本質の摘出
2:栄光の刻

 

元々黒単ゾンビに《キランの真意号》を挿したデッキは幾つか結果を残していたようにも思いますが今回は機体は《耕作者の荷馬車》のみとなっております。

 

主な勝ち筋としては

接死持ちである《才気ある霊気体》やリアニメイト能力を持つ《戦慄の放浪者》を横に並べて相手の動きを止めると同時に、相手のクリーチャーに対しては豊富な単体除去や全体除去で処理します。

 

その後、5ターン目以降に《リリアナの支配》や《死の権威、リリアナ》を用いて盤面を制していきます。《死の権威、リリアナ》は奥義でゾンビ以外を全除去したりという役割も担っています。

 

1体1交換をしながら手札のアドバンテージを確保するのが《アルゲールの断血》

 

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基本的には裏面にはせず、表面をドローソースとして使用。ドローの為のライフは絆魂等でうまく稼ぎたいところであります。

 

また初めて見たレベルのカードが霊気体ロードの《真夜中の随員》です。

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《才気ある霊気体》を強化しつつ、死亡の際はドローに変換します。

 

このデッキですが動画内では【ラムナプレッド】や【エスパー副陽】【ティムールエネルギー】などといったデッキにもかなり優位に戦えており非常に好感が持てたのは事実です。

ローリーさんも「このデッキ強いかも」みたいな感じで評価はしてましたが最終的にプロツアーで使用されることはなかったのは非常に残念でした。

 

 

動画を見た限りでは「制空権のなさ」が気にはなっていましたがそこは機体を使うのは違うとも評価しておりました。個人的には今後カジュアルにこのデッキは回していこうと考えておりまして現在は

 

真夜中の随員1枚、耕作者の荷馬車2枚をホネツツキ3枚にしてクリーチャー計14枚

ヴラスカの侮辱4枚を栄光の刻2枚(ヴラスカの侮辱を他で使用しているため)と栄光の砂漠2枚(土地25枚体制かつ困ったときのサイクリング&マイナス除去要員)

廃墟の地1枚をバントゥ最後の算段3枚目に変更

 

みたいなかたちで現在回してみております。使用感については引き続き調査し、報告したいと思いますがぜひ皆さんもぜひ【黒単霊気体】を使ってみてください。たむら

 

明日からプロツアー「イクサラン」開幕。イクサラン環境楽しすぎるでしょ。

明日からアメリカ・アルバカーキにてプロツアー「イクサラン」が開幕ですね。

今回は世界選手権2017を考慮したスケジュールということでこれまでの"新セット発売2週間後"ではなく"新セット発売5週間後"となり、また間にトッププロたちがぶつかり合った世界選手権2017もあって環境はかなり解明されてのプロツアーと思われます。

なんとなく【ティムールエネルギー(4C含む)】【ラムナプレッド】【青黒コントロール】を中心にしてくのかとは思いますが、日々MOでは新しいアイデアを用いたデッキが誕生しており蓋を開けてみないと分からない部分が多いかと。

 

個人的には藤田剛史(ローリー)さんの放送で紹介されていた【黒単霊気体】がかなり面白そうな気がしました。ローリーさんは毎回リミテッドは高い勝率な気がするのでもしそのまま使用するとすればワンチャンあるんじゃないかとファンとして応援してる所存です。

 

あとはドラフトで【部族ゴーレム】を使用するかも見ものですね(笑)

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最近はスタンダードの大会参加する時間もなく、家でMOを使用しながらリミテッド力の強化を図る毎日を送っており、暇があれば世界選手権やBMさんの動画やドラフト考察の記事を読むなどして勉強しております。最近めっきり勝率があがらず(基本的に1-2か0-3)萎えの日々ですが、久々に2-1となったので記載。

 

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印象に残ったピックを幾つか。

1-1《再誕の司教》

最終的な結果から見れば《海賊のカットラス》をピックしておけばと思いましたがさすがにこの時点ではレアピックが普通かなと。色としても黒や緑なら避けたい気もしますが【白】【吸血鬼】はピックせざるを得ません。とりあえず白をピックしながら白黒吸血鬼、赤白アグロに持っていければいいなという感じで。

 

1-2《幻惑の戦慄》

まさかのここでボムレアが流れてくる。他に目ぼしい白もいなかったので当然ながら支配魔法をピックしました。あまり宜しくはないですが青白ミッドレンジも視野に入れ始めました。

 

1-3以降は青の海賊がちらほら流れてきたので青は確定な感じになってきました。対して白は5/3/3警戒探検が2枚流れてきたくらいでまったく来ず。1-6あたりで黒の海賊、1-7で海賊専用機体が流れてきたところで【黒青海賊】を目指していきます。

 

1-8《巨大な戦慄大口》

緑がよく流れているという印象があったのですがここで緑の強力なコモンが流れてきました。この時点で宝物生成する青黒のカードをいくつかピック出来ていたのでもしかしたら使用できるなということでピック。2~3マナを固めた結果、終盤にパワー負けしたことが多々あったので最近は意識してコイツや黒吸血鬼4/4、大気の精霊などを探すようにしてます。

 

2-1《聖域探究者》

白黒吸血鬼が完成していたら喜んだであろうカード。他に青黒海賊で目ぼしいカードもなくとりあえずピックしました。2戦目以降はやはりサイドアウトする結果になったので部族シナジーは大切ですね。

 

最終的にできあがったのが上記の40枚となります。対戦ごとに《聖域探究者》《もぎ取り刃》《深海戦隊の殺し屋》が抜けて《セイレーンの策略》《ティシャーナの道探し》《風雲戦艦のスパイ》などが入っていきました。

 

R1 青緑ミッドレンジ? 1-2

1-1と1-2はお互いの良いところが出合ったものの運命の1-3で土地5+4マナ域2という手札をマリガンしたのち(島1掠め取り1青クリ4で)キープしたら6ターン目まで土地が来ずに死亡。本当にがっくりきました。

 

R2 赤白恐竜 2-1

2-1《帆凧の掠め取り》で覗いてみたら《戦慄の暴君》がこちらを見てた時の恐怖といったら言葉には表せませんでしたね。とりあえず除去する手段はこちらにないのでそれまでに対処するか7/8以上を作り出すかのどちらか。

2-2で相手の《突進するモントロサウルス》が着地してひとまずチャンプ。次のターンにマナを揃えてエンド。自分の場には1/4と2/3が、相手の場には2/1と5/5で残りライフお互いに6。相手が2/3に除去を使ってきたところで5/5バウンス。相手手札0のため次のターンに海賊専用機体に乗り込んでアタックで5/5墓地に落としてそのまま殴り勝ち。

2-3で《結束した角冠》がいる場で相手の他クリーチャーをバウンスや《依頼殺人》で処理しつつ最後は《風と共に》で殴り勝ち。トップデッキに助けられました。

やはり探検クリーチャーが回り始めると安定度がすごい。

 

R3 赤緑恐竜 2-1

3-1こちらがスピード勝負で勝ち。《風と共に》強し。

3-2は相手先攻でいきなり超重量級の恐竜が並んで負け。

3-3はスピード勝負と割り切って《巨大な戦慄大口》をアウトさせて青海賊イン。土地も森を3枚に減らして6枚目の島に変更。《帆凧の掠め取り》の効果により2ターン目時点で相手の手札に《巨大な戦慄大口》がいることを確認。土地も十分あるので間違いなく6ターン目に出てくること、こちらは《依頼殺人》があるのでそこをゴールとして考えてプレイングしていくことにしました。と思ったら手札に《幻惑の戦慄》が。そしてバウンスが。バウンスなどを使い7ターン目で宝物合わせて《巨大な戦慄大口》に《幻惑の戦慄》をキャスト。その後のブロッカーも依頼殺人等を使い除去して見事勝ち。まさか外したはずの6/6トランプルで勝つとは思いませんでした(笑)

 

 

ということで今回は無事に2パックをゲット。

初感としてはやはり

・2~3マナ域のクリーチャーの質と5~6マナ域のフィニッシャーの有無

の重要性を感じました。今回は運よく《帆凧の掠め取り》や《ティシャーナの道探し》といった優良なクリーチャーを複数枚獲得できたのがついてました。

 

次回こそは念願の3-0目指して頑張りたいのとプロツアーでのプロのみなさまのプレイングからさらに学んでいきたいと思います。たむら

 

 

 

 

 

たむらのMO冒険記第5話〜Magic Onlineつらい〜

なかなかスタンダードの大会参加が出来ず、ブログ更新のネタが負けまくっているMOイクサランドラフトのみとなっております。もれなく今回もMO負けネタです。

 

さて早速できあがった紙屑の束がこちらになります。ちなみに0-3を叩き出しました。

 

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基本戦略としては1~2マナ域のクリーチャーに《向こう見ず》や《海賊のカットラス》をつけて殴りきろうというものです。

 

1-1《聖域探究者》

とりあえず取らない理由がないでしょうということでレアをピック。

白黒吸血鬼か黒海賊を目指したいと考えました。

 

1-2《選定された助祭

吸血鬼をやるならまぁ確実にピックしておきたい黒のベストコモン。

 

そこから先は赤の火力や2マナ域の優良クリーチャーが流れてきて自然と赤黒を目指す流れに。2パック目に《海賊のカットラス》やアンコモンの赤黒海賊2/2が流れてきたりとそこまで悪くなかったと感じながらのピック。使えるレアが結局《聖域探究者》以外最後までピック出来なかったのが残念なところ。

 

そして挑戦した結果、R1は全勝するもサイド後に連敗して1-2×3という・・・

 

最近の傾向ですがR1はだいたい勝てるにもかかわらずサイド後に負けるということが多々続いています。

 

ここらへん相手のデッキに合わせたサイドプランの変更であったりが特に下手なのかなと反省する所存。今回だと弄れる部分が1マナ域と5マナ域以降、2~3マナ域の恐竜シナジーの部分のみしかなくサイドの質も低かったのかなと。また1マナ域を計7枚ほど確保していたのももう少しうまくピックできた可能性があるなと反省(いちおうビート戦略を狙ったのと1マナクリーチャーしかピックするものがなかったという言い訳)

 

その後、《野茂み歩き》が1-2と1-3で流れてきたことにより黒緑探検を作ったりもしましたが2~3マナ域の探検を4枚しか確保できなかったこと、フィニッシャーを明確にしていなかったこと、ブロック回避手段や除去が手薄だったりと粘りに粘るだけのゴミが完成したりと試行錯誤の日々。

 

 

彼此すでに10回くらいはドラフト参戦しておりますが知識や学びは増えてきてる気がしますが結果がまだ伴わず。ちゃんと実になってることを祈るのみですな。たむら

たむらのMO冒険記第4話~Magic Online難しいね~

おひさしぶりです。ようやく雨続きの日々が一区切り付き太陽が垣間見える生活が戻ってきましたね。私といえば今のところスタンダードのデッキを【エスパー副陽】【スゥルタイ巻きつき蛇】その他カジュアル系トークンやギフトあたりにまとめてはいるものの大会に参加できる余裕も時間もなくひたすらにMOを回す次第です。

 

いちおうカジュアルな【青白順風モニュメント】を回したりもしてますがもっぱらドラフトがメインとなっております。もう彼此10回近くはリーグに参加しているような気がしますがいまだに3-0は達成できず2-1が3回ほど、だいたい1-2かあっさり0-3がほとんどですね。

 

リミテッドのむずかしさを感じつつもどんなものでも下積みの日々は大事と心に聞かせながら勉強している毎日でございます。そんなドラフトの失敗デッキに関して個人的な感想(なぜこうやってピックして失敗したのか)をまとめたいと思います。

 

まずはこちらの【赤黒海賊】です。たしか1-2でフィニッシュ。

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レアは2/1/1瞬速でこのターンに死亡したクリーチャーの数だけ+1/+1カウンターが乗る吸血鬼だったと思います。黒軸はまずまずかなと思いつつピックを進めると1-3あたりに赤黒海賊のアンコモンが流れてきてそのまま赤黒路線に。依頼殺人や黒の2~3マナ域がそこそこ集まってきてある程度形になった風ですが鍵となる《海賊のカットラス》が全く流れてこない。また青軸がないため空の守備がほとんどなく、除去に関しても2枚しか取れていません。ボムもなく、スピード感もない中途半端な赤黒海賊となってしまいました。

 

こういうときの参考にすべき戦略はなんどかツイートでも発してましたがクリスチャン・カルカノの戦略かなと思います。次にも記載しますがこれハマった時の瞬殺さはすごかったです。

1~2マナ域のクリーチャーに2~3マナのエンチャントをつけて一気に殴り倒す戦略。

 

 

次はこちらの【赤緑恐竜】です。こちらも1-2でした。

R1はまさしく上記の戦略で勝ち切りましたがそれ以降、その戦略がいけなかったときの動きの弱さすごかったです。なかしゅーさんのnoteでも『赤緑恐竜は《レギサウルスの頭目》があるならやってもいいが、それ以外は無理』と書かれており、身を以て痛感した次第です。

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ピックの流れとしては1-1で《暴れ回るフェロキドン》をピック。個人的には赤白を狙っていきたいなと思っていました。続いてとりあえず取るものがあまりなかったのでカードパワーとして《海賊のカットラス》その後《火炎砲発射》や恐竜のコスト軽減する赤のアンコモンが流れてきて赤恐竜は堅いかなという状況に。緑もそこそこ大物恐竜が流れてましたがまだ踏み切れず、赤1/1/1先制攻撃海賊などをとってくと激昂土地サーチ恐竜、赤緑5/5/5が流れてきて赤緑を自然とやる流れに。2-1で《荒くれ船員》と赤はなかなか良さげなもののの最後まで赤緑のボム恐竜はきませんでした。なかしゅーさん曰く赤緑ならば《レギサウルスの頭目》または4/3/3恐竜いれば+2/0トランプル付与の恐竜が必要みたいですがもちろんなし。1-4あたりで流した6/6/6トランプル恐竜をとりあえずピックしておきたかったと後悔しました。

 

ただしセカンドプランのカルカノ戦略はラッキーなことに1/1/1を2種×2と赤2マナエンチャント×2できたのでここがうまく回った時は良かったです。今回2枚取れたカットラスもちゃんと活躍し、先ほどの赤黒海賊で使いたかったなとしみじみ。

 

この他には《秘密探究者、ヴラスカ》を1-1でピックした結果、やってはいけない黒緑海賊?なんかはパソコン落ちの影響もあり0-3でしたね。

《人質取り》入りの青黒海賊(カットラスなし)はクリーチャーや除去が足りずスゥルタイ海賊みたいになり、マナ基盤ボロボロで0-3でした。本当に弱かった笑

ボムをしっかりと使いこなせるようになりたいですね。

 

だんだんとドラフト戦略の情報が増えてきてみんなが白黒吸血鬼や青黒海賊を目指す結果、今回のような赤や緑をやらされてしまうことが増えてきますがその中でもしっかりと流れてきた強いカードをピックする眼、上卓の色を感じる感覚、流れてきたゴミをうまく生かす戦術戦略を養っていきたいものです。そろそろリアルのドラフトにも参加したいですね。たむら

 

たむらのMO冒険記第3話~Magic Online たのしいね~

先日、参考にしたリミテッドの記事についてまとめましたがその後も数回ドラフトリーグに参加しましたので記事にまとめたいと思います。

 

まずは前回の最後に《秘密探究者、ヴラスカ》をピックし、爆アドと叫んでいた回ですがヴラスカ使用を考えた末に、黒メインでのピックから赤緑タッチで悩んでたのですが海賊は集まれど《海賊のカットラス》がピック出来ず非常に線の細い黒単みたいなデッキになってになってしまいました。

 

結果は案の定、《秘密探究者、ヴラスカ》が着地したときは強いのですがそれまでが弱すぎる展開に。あと少しで勝てそうなときにパソコンの電源が落ちるなどといった不幸にも見舞われて0-3フィニッシュ。まぁ仕方ない。

 

気持ちを切り替えて挑んだ今回は個人的に過去一番まとまったピックが出来た自負がありました。とりあえず最終形がこちら。要所で赤4/3/3速攻探検を赤5/4/4強襲で生け贄強要するやつに変えたり、黒1マナ域を少しいじったり、青1マナコンバットいれたりしましたが基本的にはこんな感じでした。

 

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1-1がまったく取るものがなく悩んだ末に《自暴自棄の漂流者》

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海賊か黒タッチを目指したいなという考えでスタート

 

 

1-2《鉄面提督ベケット

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ベストではないですが他に取るものがなかったのでピック

海賊メインでグリクシスカラーのピックを狙いたい

 

1-3《巧射艦隊の略取者》

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ここで強い青黒海賊をゲット。青黒メインで可能なら赤タッチを狙う。

 

 

その後も1-4《セイレーンの嵐鎮め》などが流れてきてウハウハ

色の流れというものがいまいち理解できてない部分がまだまだあるのですが青が比較的にしっかり流れてきてるという印象を持った1-6あたりで《弱者成敗》と2枚目の《セイレーンの嵐鎮め》がきて、あえて先に黒を確保したところ案の定、2枚目の嵐鎮めが最後に流れてきて「こういうことか!!!」と思いました。

 

2周目以降は青黒のボムレアは確保できなかったのですが念願の《海賊のカットラス》を2-3あたりでピックできたのがよかったです。

 

 

R1 青緑マーフォーク? 2-0

あまり質の高くなさそうな青緑マーフォークでした。こちらのぶん回りもあり(嵐鎮め→黒海賊→カットラス)特に問題なく勝てました。

 

 

R2 赤白恐竜 0-2

悔しくも相手の引きが良すぎました。マナ軽減からの素早い展開であと一歩追いつけず。こちらとしてはセイレーンなどの飛行をうまく使おうと思ったものの相手は白5/3/4飛行を2枚確保してたりと噛み合いませんでした。無念。

 

R3 赤白恐竜 2-0

さきほどやられたばかりで嫌な印象がありますが戦っててわかる質の低さ。同じアーキタイプでも全然違うもんだなと感じました。こちら3-1は6/6までになった巧射艦隊の略取者とカットラスをつけた威迫海賊でゴリゴリ攻め続け勝ち。3-2は完全にこちらがぶん回って《風と共に》がついた黒1/2の虫が序盤からゴリゴリ削って勝ち。

 

 

目標の3-0まではあと一歩届かなかったものの納得のかたちで2-1でした。

 

 

感想としては

黒から海賊決め打ちで入るのは少し危険だなぁと感じました。今回は良かったもののカットラスを取れなかった時のリスクが高すぎます。青から海賊決め打ちに入る場合はまだ有能なマーフォークがいたりするのと人気度合いとしても1巡目後半でもまだスペースあったりするイメージ。

次からはそこに気をつけたいと思います。

 

晴れる屋で面白い記事がありました。

 クリスチャン・カルカノの世界選手権2017に向けた準備とドラフト戦略、スタンダード考察が詳細に書かれています。部族ドラフトになるだろうから非部族でまとめるという思考は驚きました。

 

 

ちなみにですが最後にもう一度、調子に乗ってドラフトしたら

1-1 《薄暮の使徒、マーブレン・フェイン》

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となり大人気の白黒吸血鬼に参戦した結果、まともなカードがほとんど取れずなんとか40枚にまとめた地獄のような白黒タッチ赤吸血鬼に・・・・

 

しかも初戦はまたしてもパソコン落ちて負けました・・・・

 

つらいです。たむら

【イクサラン】少しでもドラフトがうまくなるためにまとめ

 

みなさんこんにちわ。たむらです。MOを開始して2週間弱となりました。基本的にMOはドラフトリーグに参加してする感じで使用してます(いちおう貧乏青白副陽も組んでますがまとまった時間を取りにくいためカジュアルで少し回すのみ)

イクサランドラフトに関して約6回ほど参加し0-3から始まって、一度は2-1しましたが基本的には1-2と0-3を行ったり来たりしてるのが現状です。

 

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さすがにこのままやり続けても資産がどんどん減っていくだけですので日夜、ドラフトに関しての記事などを読み漁っておりましたが何となくのコツみたいなものを理解できた気がしてきたので一度文章化してまとめてみようと思いました。

 

ちなみになんとなくコツがわかってきたこともあり、3連休前に組んで案の定即負けしたクソ海賊デッキがあったのですが連休後に少し組み直して要点だけ気をつけてプレイングを行った結果、2-1で終えることが出来ました。

 

 

特に参考になったと感じたのが晴れる屋のこちらの記事。

 

記事内ではプレイングの基礎的な思考方法と具体的なプレイアブルなカードについて詳しく書いてあります。なんとなく強いなぁと思ってピックしていたカードがいくつも取り上げられていますがより詳しく「どういう意図で使うべきか」といったことが書かれています。構築以上に小さいことの積み重ねの重要さを謳われています。

 

晴れる屋からはまつがんさんこと伊藤敦さんのツイートに掲載されたメモも参考にさせていただきました。

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とにかくイクサラン環境は「2~3ターン目の動き」とは皆さん言ってますね。この点で自分はこれまで3~4ターン目に強いカードを優先してピックしていた気がしましたし、当然ながら2~3ターン目に十分に動けるようなキープ選択もできてなかったように思います。

 

 

あと頭に叩き込んだのはLSVのリミテッドに関するカード評。

 

 

必ずしもすべてが正しいということもないかと思いますが世界レベルの人の全カードに関する感想はチェックしておいて損はないと思って確認しました。この他にもCFBのサイトのドラフト評に関しては必ずチェックするようにしています。

 

あとはプレイングとしては世界選手権2017の動画は非常にタメになったと感じました。3連休の深夜は基本的に観戦してましたが世界トップレベルのプロたちの生のプレイングほど勉強になることはないですね。「こうやって使うのか!」みたいなのの連続でした。あと観戦してて初めて存在を知ったパワーカードがあったりと。←

 

 

以上がパッと思いついた最近勉強になったドラフトに関するまとめとなります。

まだまだ弱小プレイヤーですが日々勉強して結果を残せるように精進したいと思います。まずは目の前にある《秘密探究者、ヴラスカ》を1-1でピックできたドラフトリーグ3-0を目指して頑張ります。たむら

 

【世界選手権2017】スタンダード優勝はウィリアム・ジェンセン氏の圧勝。チームシリーズは武蔵が逆転勝利。アツすぎるね。マジックうまくなりたいね。

世界選手権2017激熱すぎましたね。全世界から選ばれし24名のトッププレイヤーたちの戦いはどれも勉強になりすぎます。またカバレージにしても、晴れる屋の記事にしても質が高すぎて熟読必須ですね。特に晴れる屋のマルシオ・カリバリョ選手の記事は印刷して持ち歩きたいレベル。

 

www.hareruyamtg.com

 

3連休は知人の結婚式の為、仙台にいたのですが世界選手権の放送が22時ということもありすべてではないですがそこそこ観戦できたのはラッキーでした。

早めにYouTubeにUPしていただけると私が喜びます。特にドラフトピックのフィーチャーはぜひ見たいところ(リミテッド欲爆発中)

 

coverage.mtg-jp.com

 

スタンダードラウンドは選ばれしトッププロ24人という環境のせいか、【赤単】【ティムールエネルギー】【青黒コントロール】が24人中23人と非常に偏っていましたね。その中でも唯一無二の【グリクシスコントロール】で参戦した八十岡翔太はすごい。土地が24枚ではなく25枚だったという後悔のツイートをしてましたが25枚だったら果たしてどうなっていたことか・・・

 

チームラウンドはチームリミテッドということでそこまで期待はしていなかったのですが見始めたらもう興奮の連続。殿堂2人を要するチームA(渡辺雄也、覚前輝也、八十岡翔太)が無念の敗戦をしてしまい絶体絶命のピンチの武蔵。チームB(行弘賢、市川ユウキ、山本賢太郎)もけんちゃんがブラネルに瞬殺されて正直もう無理かと思っていたら瀬畑さんがマーティン・ミュラーに連勝、ヤマケンが逆転勝ちして優勝決定戦へ何とか繋ぐ。

 

優勝決定戦ではけんちゃんがさっきの鬱憤を晴らすかのごとくぶん回って先勝。そして優勝が懸かった瀬畑さんの2戦目がもう激熱すぎる。コンバットトリックをうまく使って場の優勢を確保した状態で出てきた5/5の《巧射艦隊の略取者》

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《巧射艦隊の略取者》を巡った攻防の中でセス・マンフィールドがトップしてきたのが《座礁》!!!

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次の相手の攻撃ターンに山札へと戻して時間を稼ぐ手段を獲得し、ターンエンド。

 

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そこで瀬畑さんが引いてきたのが《欲望の深み》!!!!《座礁》されかけた《巧射艦隊の略取者》をハンドに戻し、すかさず唱えて相手のもくろみをつぶして万事休す。

 

この攻防の前の大事なドローで《沼》をトップしたときは「瀬畑さんもってねぇな・・・」と思いましたが最後はアツすぎて震えました。

 

あの人ただの煽り芸人じゃないことを痛感(失礼)

日本チャンピオンの原根健太に最近押され気味の瀬畑さんでしたがとてつもないトップでメンツは保った模様。

 

早く動画でみたいですね(わくわく

 

 

そんなこんなで世界選手権2017も終わりましてスタンダードでは当分の間は【青黒コントロール】のほぼリスト通りのデッキを使用しながらメタに合わせて動きたいと考えております。《スカラベの神》を安く買っておいて本当に良かったです。

 

個人的には《副陽の接近》コントロールは別の形でもどうにかワンチャンいける機会があると思ってますので【青黒コントロール】を使用しながらエスパー、ジェスカイまたはグリクシスコントロールに移行していければと考えております。たむら