最新セット気になるカードトップ5を振り返ってみて~イクサラン編~
続いてはイクサラン編です。
今回から現スタンダードに存在するセットに入っていきます。
環境最後のミシックチャンピオンシップのフォーマットはモダンということもあり少し残念でありますがここらへんで環境は終了するかと思われますので振り返ってみたいと思います。
イクサランブロックといえば何といっても「塩セット」という印象が強いのではないでしょうか。とはいうものの単純にカラデシュブロックがバグっていただけでスタンダードがローテーションした昨秋から評価は一気にあがったカードは多いと思います。
個人的にはピックアップされた4つの部族「マーフォーク」「恐竜」「海賊」「吸血鬼」の中で特に海賊を気に入っていましたがM20でも特に強化されることなく終わりそうなのは少し残念ではあります。
それでは早速振り返ってみましょう。
※カード名の横に個人の独断と偏見で評価結果を「◎・〇・△・×」つけてみます
イクサラン で気になったカード5
【イクサラン 】
5位《ヴラスカの侮辱》予約価格450円→最大最低価格2300円 ◎
プレインズウォーカーに触れるインスタント除去ということで公式プレビュー直後から期待値はそこそこ高めでした。ただし当時は3マナの《英雄の破滅》再録を求める声も多く発売直後はそこまで価格は高くはありませんでした(とりあえず1枚だけ500円で買いましたがその後ずっと後悔することに)。その後はご存じの通り、《スカラベの神》やイクサランの相克で登場する《再燃するフェニックス》など除去耐性の強いクリーチャーカードが環境を支配し、PW含めてどちらにも触ることができ、さらに赤単相手にもライフゲインがインクの染みにならないこのカードは時代にうまくマッチして一時はイクサランのトップレアになるのでした。
4位《軍団の上陸》予約価格350円→最大最低価格1200円 〇
イクサランでピックアップされた吸血鬼デッキのみならず白系ウィニーやトークンデッキで安定した採用実績を残したカードが《軍団の上陸》です。こちらも発売当初はイマイチ評価されず300円程度で売られていましたがすぐに《アダントの先兵》と共に白系ウィニーが結果を出すと1000円以上まで高騰しました。伝説のエンチャントながら重ねて引いても無駄にはならない性能であり、非常に使いやすい1枚だったと思います。
3位《残骸の漂着》予約価格400円→最大最低価格1700円 〇
白系コントロールが4マナ立たせてターン終了したら攻撃に気をつけろという新たな共通認識を生んだカード。発売当初から【青白副陽の接近】で採用されました。受け身のコントロールデッキとの相性もさることながら、その後《熱烈の神ハゾレト》《栄光をもたらすもの》《再燃するフェニックス》といった一筋縄ではいかないフィニッシャーを多数採用した赤単、赤黒アグロ全盛期では4枚積まれることもあるなど大活躍だったと思います。残念ながら灯争大戦で《時を解す者、テフェリー》が登場すると一気にオワコン化してしまいましたがその最大パワーは忘れないと思います。
追伸)ちなみに私も晴れる屋のスタンダード杯クラシック決勝卓で《残骸の漂着》をケアした結果、相手に有効牌を引くチャンスを与えてしまい残念ながら負けてオポ差で6位に。
2位《秘宝探究者、ヴラスカ》予約価格2500 〇
イクサラン目玉のPWです。+2で自衛手段を持ちつつ、-3でパーマネント除去+宝物生成、順調にいけば3ターン後に-10で相手のライフを1にするほぼ勝ち確奥義。当時から黒緑系のミッドレンジは安定して使っていたため悩みに悩んで発売当初に2000円で買ったのを覚えています。使い勝手もそこまで悪くは感じず、カウンターさえどうにか掻い潜れれば相手の強い除去を受けてくれるパワーカードです。その後、赤単や赤黒アグロ全盛期に価格は1000円を切りましたがローテーション後はイクサランの探検隊と一緒に【ゴルガリミッドレンジ】のフィニッシャーの1人として大活躍しました。価格も最大3000円近くまで跳ね上がった記憶があります。灯争大戦後は常在能力を持つPWや《戦慄衆の将軍、リリアナ》にその座を奪われてしまいスタンダードでの任務を終えた感のある6マナヴラスカ、いまや180円となっているのは愛用した者としては少し寂しい気もします。
1位《アズカンタの探索》予約価格1200円 ◎
下環境のコントロールで発売当初から居場所を確保しているエンチャント。イクサランでは前回の反省を含めて予約での購入は控えるつもりでしたが唯一購入しました。さすがに4枚投入するのはあまりないですが(スゥルタイコンシードでは4枚が板)、2ターン目に絶対に出したいカードなのでだいたい2~3枚は使っていたように思いますローテーション後は間違いなくイクサランのトップレアに落ち着くかと思いますがさすがに2000円を超えてくるのは当分先かなと。。
番外編《歩行バリスタ》
ローテーション後ということもあり既存のカードに再注目していた模様。
1500円前後なら買いとコメントしてるあたり1700円程度だった模様。調べてみると最大最安値も実は2400円程度であり意外と値上がりしすぎてないんですね。
再録機会は当分なさそうだしこれからまたジワジワと上がってくるようなきもすますが。
ということで破滅の刻を振り返ってみましたがどうやら【青白副陽の接近】をマイナーチェンジして使っていくと決めていたために無難なカード(見るからに強いとわかるカード)をピックアップしてたように思います。その他だと公式プレビュー当時から高騰していた《殺戮の暴君》だったり、発売最初の週のSCGで結果を出して高騰した《人質取り》などもありましたがその環境に合わせて強さを発揮する渋いカードが多かったように思います。個人的にもイクサランは評価される前からかなり剥いたパックだったのでいろいろと思い出深い次第でした。たむら
最新セット気になるカードトップ5を振り返ってみて~破滅の刻編~
続いては破滅の刻編です。
前回のアモンケット編はこちら。
破滅の刻からブログ内にて「気になるカードトップ5」というものを
フルスポイラー発表後に行っておりました。
中身については恥ずかしい部分もあるので割愛させていただきますが
当時どんなカードに注目しており、結果どうだったのか。
を振り返ってみようというのがこのシリーズとなります。
それでは早速振り返ってみましょう。
※カード名の横に個人の独断と偏見で評価結果を「◎・〇・△・×」つけてみます
破滅の刻で気になったカード5
【破滅の刻】
5位《厳粛》×
ブログを読み返していきなりおったまげました(笑)まさかこんなマイナーな置物を選んでいたなんて(笑)
ただ理由は明確でしてこの時期は遅めのコンボ系トークンデッキを使用しており特に【黒緑巻きつき蛇】のぶん回ったときのサイズ(しかもトランプル持ち)であったり、完成度の高い【ティムールエネルギー】や初速で苦しい【赤緑アグロ】にかなり負けていました。その兼ね合いもあっての5位選出。残念ながらお気付きの通りサイドでもほとんど使われることはなくスタンダードを去ることになりました。
よくよくブログを読み直していると《氷の中の存在》とのコンボで使おうとも考えていたようです。たしかに当時値を下げていた《氷の中の存在》を500円×4で買った記憶がありますが・・・それをスタンダード落ち直後に売ってしまったことのほうがショックです(今回思い出してしまった)
4位《破滅の刻》×
続いてはセット名にもなっている注目のストーリーの1枚。当時スタンダードの赤の全体除去は3点火力を与える《光輝の炎》や条件達成時の《コジレックの帰還》程度しかなくタッチ赤を握っていた自分としては待ち望んでいた一枚だったようです。ただ問題は予約価格800円で4枚購入したこと。
以前にブログでも書きましたが非常に勉強になった一枚です。
当然ながらスタンダードではそこまで使われることはなくたまにグリクシス系のコントロールで1枚使われるかどうか程度だったと思います。
3位《約束の刻》〇
続いて注目のストーリーから緑のランパンがランクイン。こちらに関しては砂漠シナジーを使いつつのランプデッキがTier1.5~2あたりに誕生しました。個人的にも何回か使った記憶もありますがそこまで伸び切らなかったかなという印象です。モダンでは【タイタンブリーチ】や【ヴァラクート】などで活躍してます。
追記)どうやら《約束の刻》を使うために《絶え間ない飢餓、ウラモグ》も買っていたようです。またしてもモダン需要で高騰する前に売ってしまいました。
2位《スカラベの神》◎
破滅の刻といえばこのカードという一枚。このカードだけは初心者ながらにも公式プレビューで出た瞬間から購入を決意していたことを覚えています。当初は能力はすごいが5マナで出た瞬間に仕事をするわけではないのでそこまでという評価もあり初動1200円で買うことができました。その後はみなさんご存じの通り、最初はたしかに姿を見ませんでしたがイクサラン発売後、戦乱のゼンディカー・イニストラードを覆う影ブロックが去ってからスタンダード落ちするまで環境の一角【青黒ミッドレンジ】の主力として活躍しました。何回《光袖会の収集者》や《機知の勇者》を釣り上げたでしょうか。この感覚が忘れられずモダンでもどうにか使ってみたいと思っていますし、ヒストリックの範囲拡大があった暁には間違いなく《スカラベの神》を握ります。
1位《虚ろな者》〇
最後はこちらの1枚。スタンダードでは残念ながらほぼ使われることはありませんでしたがモダンでアーキタイプ、というかMagic the Gathering 2.0を創り上げました。プロツアーイクサランの相克でのチーム武蔵の躍進するキッカケとなった一枚、そして、準々決勝vs Reid Duke との一戦はかなり手に汗握る試合でした。
価格的にはモダンでTier1~1.5のアーキタイプの主要カードの割になかなか高騰まではいってないかなと思います。今後さらなるアーキタイプの強化があれば唯一無二のカードゆえ楽しいことになるかと思います。
番外編《蝗の神》×
こちらも期待していた神の一枚でしたがほとんど使われずに環境を去っていったと思います(えっ?蠍の神?何それ?)
ドローするたびに1/1飛行の蝗トークンを生成するというジョニー好みの能力。一度定着してしまえばそのパワーは疑う余地もなかったのですが6マナという点とタフネスが4という点で《スカラベの神》とはまったく異なる運命を歩むことになります。
あともうちょっと強めの調整をしてくれていたらと思う一枚でした。
ということで破滅の刻を振り返ってみましたがやはり《スカラベの神》のセットという印象を改めて受けました。。たむら
最新セット気になるカードトップ5を振り返ってみて~アモンケット編~
珍しく連日の投稿となります。続いてはアモンケット編です。
前回のカラデシュブロック編はこちら。
ブロックごとにやっていこうかと思いましたがトップ5を書き連ねるだけでそこそこな文量になってしまいましたので急遽セットごとにやっていきたいと思います。
※「最新セット気になるカードトップ5」シリーズを見てみたところ破滅の刻からスタートしておりました
さて引続きですが私は霊気紛争にて20年ぶりにMTGに復帰しました。
アモンケットブロックに関してもまだまだ復帰したてということでとんでもないカードを評価している可能性もありますので温かい目で見て笑っていただければと思います。
それでは早速振り返ってみましょう。
※カード名の横に個人の独断と偏見で評価結果を「◎・〇・△・×」つけてみます
アモンケットで気になったカード5
※前回は復帰した思い入れもあり1位からでしたが今回は5位からに戻します
【アモンケット】
5位《副陽の接近》◎
予約価格または環境初期に買った5枚になります。まずは《副陽の接近》です。
環境初期から【青白副陽の接近】というコントロールデッキがメタゲームの一つに誕生したと思います。このカード自体は最初から最後までおよそ50~100円くらいで初心者でも手を出しやすいアーキタイプだったように思います。私自身もそれまでスタンダードの大会にほぼオリジナルデッキで参加していたこともありだいたい1-4とか2-3といった成績ばかりでしたがこのデッキを握って初めて晴れる屋のデッキリストに掲載されました。非常に思い出深いデッキの一つです。さすがに下環境では使われることはなさそうですがMTGAで採用されたヒステリック・フォーマットがカラデシュ・アモンケットブロックも範囲に加わった際には《時を解す者、テフェリー》&《ドミナリアの英雄、テフェリー》という凶悪Wハゲの下で使われるのではないかと思います。
※当時使っていたリストはこんな感じだったようです。
4位《媒介者の修練者》△
ドミナリアにて《ラノワールのエルフ》が再録されるまではマナクリーチャーは長らく2マナ域で選ばなくてはいけなく、当時を思い返すとティムールエネルギーにて4枚採用された《導路の召使い》がマナクリ市場を独占しておりその他の選択肢はほぼなかったように思います。その中で登場した《媒介者の修練者》には非常に期待をした記憶があります。残念ながらほとんど使われることはなく5枚目の《導路の召使い》として採用される程度でした。やはり《巻きつき蛇》とはディスシナジーを形成していることも大きかったように思います。
3位《過酷な指導者》×××
「メンターがつよい」それだけで非常に期待をしたのがコチラ。当時流行っていたティムールエネルギーの生物や《歩行バリスタ》、機体関連が行う起動型能力に対するメタカードとして作られたもののあまりに強かったエネルギー関連は即座に禁止改定の煽りを受け、《過酷な指導者》にとっても過酷な現実が待っていたのでした。もちろん予約価格800円で揃えた私にとっても非常に過酷な現実。もはや《残酷な現実》です。
その後、サイドボードですらこのカードを使用してるデッキはほぼ見ることはなくスタンダードの2年間を卒業していきました。自分の中でも大きくマイナスを出したカードとして非常に勉強させられた一枚です。
2位《選定された行進》〇
当時「《抽出機構》+《つむじ風の巨匠》」の無限トークンデッキを考えていたこともありかなり注目した一枚でした。購入当時は250円にもみたなかったと思うくらいにはトークンデッキは息をしていなかったと思います。その後、《秘密の備蓄品》を用いた白黒トークンなどTier1.5~2のあたりに幾つかのトークンデッキが誕生し、その必須カードとして存在感を少なからず示すことになりました。今のスタンダードにはさらに多くのトークン系カードが存在していることもあり登場弾が少しズレていればもっと面白かったように思います。
1位《死の権威、リリアナ》〇
アモンケットで唯一予約販売初日に買ったのが《死の権威、リリアナ》でした。自分はリアニメイト戦略が好きなのだなと教えられた一枚でもあります。たしか予約価格は1300円だったような気がします。一時500円近く下がっていたものの最後買取1000円近くまで高騰したような気がします。なんでだったけ。環境当時としては青黒系では《奔流の機械巨人》や《スカラベの神》、黒緑系では《新緑の機械巨人》や《墓後家蜘蛛、イシュカナ》をよく釣り上げていたように思います。下環境ではさすがに5マナで盤面への影響力がないため使われることはなさそうなのが悲しいですね。《副陽の接近》に引き続きヒステリックでの使用を楽しみにしたいと思います。
アモンケット参入後はこれまであったエネルギーデッキ、機体デッキに加えて赤単が強かった印象があり今でいう「どのデッキにも青がある」くらいには「どのデッキにも赤がある」だった気がしています。個人的に赤はあまり好きなカラーではないのでかなりキツかったなぁと。気になるカードについてはまずまず当たったかなという感じですが個人的には青白副陽の接近のおかげで、大会で勝つ喜びを知れた印象深いセットとんありました。たむら
最新セット気になるカードトップ5を振り返ってみて~カラデシュブロック編~
おひさしぶりです。基本セット2020環境が始まり早速メタゲームに動きがみられました。
基本セットといいつつも今回は新しいアーキタイプを作り出すほどにカードパワーが高く、非常に楽しいスタンダード環境という印象です。個人的には苦手な青単が《幽体の船乗り》を得たことでさらに隙がなくなり非常に不快感を得ています(基本的に遅めのミッドレンジ系を握るため苦手なのです)。
さて、今回は秋の新セット発売によりイクサランブロックとドミナリア・基本セット2019がスタンダード落ちするということもあり自分が評価したカードは果たして活躍することができたのかを総括したいと思います。
が、まだそれまで約2か月弱あるということでまずは前回のスタン環境(カラデシュ・アモンケットブロック)で私が発売前に気になっていると評価したものはどうだったのかを振り返ってみて、次のスタン落ちするカードの評価結果につなげたいと思います。
まず先にですが私は霊気紛争にて20年ぶりにMTGに復帰しましたのでカラデシュ・霊気紛争ではブログとしての記事は残しておりません。そこで復帰するキッカケになったカードであったり、復帰当初にこれは強いと握ったカード5つ事後ですが選んでみます。
またアモンケットブロックに関してもまだまだ復帰したてということでとんでもないカードを評価している可能性もありますので温かい目で見て笑っていただければと思います。
それでは早速カラデシュブロックからいってみましょう。
※カード名の横に個人の独断と偏見で評価結果を「◎・〇・△・×」つけてみます
カラデシュ・霊気紛争で気になったカード5
【カラデシュ・霊気紛争】
1位《光袖会の収集者》◎
2位《巻きつき蛇》◎
わたしをMTG沼に引きずりこんだ2枚の強カードたち。たまたま霊気紛争のスポイラーを眺めていたときにこれらのカードの魅力に心を奪われた。まず2位の《巻きつき蛇》については言わずもがな環境初期から【黒緑巻きつき蛇(+1/+1カウンターを増し増しにのせていくことで早いターンに巨大生物を作り出して殴り勝つ戦術)】というアーキタイプを形成し、環境最後までTier1の一角として存在。’エネルギーボブ’こと《光袖会の収集者》は当初は黒緑巻きつき蛇のマイナーパターンでもある【カウンター巻きつき蛇(+1/+1カウンターのみならずエネルギーカウンターも増し増しにしていき、そこから手札等のアドバンテージ差をつけて勝つ戦術)】に採用されていた程度でしたが、エネルギー関連のカードが大量に禁止された中で派生誕生した【スゥルタイエネルギー】などで《スカラベの神》と共に採用されだすと一気に使用率は爆増。価格も購入当時250円でしたが一時は1000円近くになるまで高騰した記憶があります。最後は黒系のミッドレンジ~コントロールデッキであればメインまたはサイドに計4枚は確実に席を確保したカードに成長しました。
3位《ギラプールの希望》×
いま思うと実に渋いカードを好んだものだなという印象。
1/1/1飛行で「ギラプールの希望を生け贄に捧げる:このターンにギラプールの希望によって戦闘ダメージを与えられたプレイヤー1人を対象とする。あなたの次のターンまで、そのプレイヤーはクリーチャーでない呪文を唱えられない。」という能力を持った伝説のアーティファクト。
戦闘ダメージを通しさえすればコンボ等への妨害を防ぐことができる能力に心惹かれたのだと思います。能力自体は現在《時を解す者、テフェリー》がヘイトを集めているのを見ると間違ってはいない評価だったのかなと思いますが正直なところスタンダードではほとんど使われなかった気がします。副陽の接近コントロールで使ってみようと試したこともありましたがやっぱり難しかったですね。モダンではたまに1/1/1飛行のアーティファクトということで何枚か採用実績があるくらいのカードです。
4位《激変の機会巨人》〇
《大変動》内蔵型の通称白ギアハルク。テンペストからMTGを始めた子供のころの自分が一番剥いたパックがエクソダスだったので《大変動》と同じ能力を内蔵している5/4/5警戒の機械巨人に興奮しないことは難しかったです。残念ながらスタンダード初期ではほとんど使われてはおりませんでしたが、破滅の刻以降【王神の贈り物】デッキが流行ってくると《王神の贈り物》から吊り上げることができる全体除去枠かつ《復元》の対象先として使われることとなりました。現在はモダンで青白コントロールが人間やスピリットの対策としてたまにサイドボードでの採用がみられます。
気づいたら7枚くらい抱えてる(当時50円とかで売られていた)のでどうにか使われてほしいと願っております(切実)
5位《歩行バリスタ》◎
最後はカラデシュが生んだ最高品質の万能アーティファクト。スタンダード時代も巻きつき蛇デッキを握っていた手前、その使いやすさには感心していましたが、なくなって以降さらにその万能さを懐かしむことが多々あります(庁舎の歩哨を眺めながら)
序盤のブロッカー兼小粒生物除去から、中盤のマナフラッドの受け皿、終盤のフィニッシャーといつ引いてもありがたい一枚だったように思います。一度通りさえすれば相手は除去必須であるものの対応して火力に化けることができる正真正銘の化け物カード。
ヴィンテージまで使われる強カードゆえスタンダード落ちした今現在の価格2000円前後ですらまだ安いのではと思ってしまいます。
番外編《領事府の弩級艦》×
漢なら一度はこの1マナ7/11の機体にロマンを抱いたに違いないと思います。
《エンジン始動》《攻城化改造》で動かすもよし、搭乗6させるもよし。
自分は《狼の試作機》等を使って最速で動かそうと試みましたが「搭乗6」の壁は低いようで高かった。調整チームの調整力に拍手です。
さすがに調べてみても実践レベルでの採用実績はなしです。残念。
と書いてみましたが意外と時間がかかりそうでしたので今回はカラデシュブロックのみとさせていただきました。
復帰当初ということもあり「サヒーリコンボ」や「マルドゥ機体関連」「霊気池の驚異」など見落としているパワーカードも多かったですが個人的には好きなカードをしっかりと使うことができた楽しいブロックだったなと思います。
その後、(個人的に)暗黒の「赤単」「赤黒アグロ」時代に突入するわけなんですが・・・・。たむら
【デッキ構築】スゥルタイヴァニファールからのスゥルタイエレメンタルへ
本日CoreSet2020が発売となります。前環境では《首席議長ヴァニファール》と《新生化》を軸としたスゥルタイカラーのデッキを作成しておりました(しかし実践では結局使えなかったような記憶が・・・)
今回も基本的にはそれをベースにして新たなETB能力持ちを追加できればと考えていたところに注目のカードが。
発現する浅瀬/Risen Reef (1)(緑)(青) クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
発現する浅瀬か他のエレメンタル(Elemental)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。それが土地カードであるなら、あなたはそれをタップ状態で戦場に出してもよい。そのカードを戦場に出さないなら、それをあなたの手札に加える。1/1
個人的に『令和のならず者の精製屋』と呼んでいる一枚(正確には『とぐろ巻きの巫女』に近い能力ですが)。
発現する浅瀬の登場によりこれまで不足していた3マナ域のETB能力持ちが《翡翠光のレインジャー》と合わせて8枚体制となり強力なカード群がひしめく4マナ域以降へと繋ぎやすくなりました。
また、これまで探検クリーチャーよりも先出ししておかないと旨味がなかった《野茂み歩き》をエレメンタルということで後引きしても価値を見出すことができます。
(これまで初手に土地2枚、野茂み、枝渡りとあった場合に2ターン目まで追加の土地が引けない場合は野茂みを捨て札にするか土地が詰まるリスクを負って出すかの2択を迫られましたがこれからは問答無用で枝渡りから出せます)
さらに期待のカードが
冒涜されたもの、ヤロク/Yarok, the Desecrated (2)(黒)(緑)(青) 伝説のクリーチャー — エレメンタル(Elemental) ホラー(Horror)
接死、絆魂 パーマネント1つが戦場に出たことによりあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力が誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。3/5
これまで5マナ域については《永遠神ロナス》や《虐殺少女》が使われてましたが、エレメンタルシナジーおよびETB能力をより特化したデッキ構築にするための理由となる1枚のように感じます。
さらに試してみたいのが
風の騎兵/Cavalier of Gales (2)(青)(青)(青) クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 騎士(Knight)
飛行 風の騎兵が戦場に出たとき、カードを3枚引き、その後あなたの手札からカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。 風の騎兵が死亡したとき、それをオーナーのライブラリーに加えて切り直し、その後占術2を行う。5/5
世間的には緑騎兵が高騰の兆しを見せておりますが個人的には青騎兵が一番推しです。
ただ環境にナーセットが増えてくると一旦はお留守番してもらうことにはなります。
といった感じで新たな戦力を加えた形で以下のリストのようなデッキを使用予定です。
土地(24)
4 《繁殖池》
4 《内陸の湾港》
4 《草むした墓》
2 《湿った墓》
2 《疾病の神殿》
2 《神秘の神殿》
2 《森》
4 《森林の墓地》
クリーチャー(26)
4 《発現する浅瀬》
4 《野茂み歩き》
2 《風の騎兵》
1 《人質取り》
1 《灯の分身》
呪文(9)
といった感じです。
残念ながらMTGAでは無課金ゆえヤロク用の神話レアのワイルドカードが足らずいまだ試せていませんが環境初期は上記のリストからスタートして少しでも勝率を上げていけたらと考えております。
ちなみにヴァニファール使うことはまだ諦めてはおりません。たむら
Core Set 2020 気になるカードトップ5~今後の方針に少し触れて~
おひさしぶりです。灯争大戦発売からあっという間に次のセット発売の時期を迎えてしまいました。
間にモダンホライゾンを挟んでいたこともありいつも以上に早く感じている次第です。
自分としては生活環境がガラッと変わりまして(娘が誕生しました)なんと灯争大戦環境では結局一度もリアルでの大会に参加することができませんでした(せっかくお気に入りのスゥルタイヴァニファールを85%近くFoilで揃えたというのに)
最近ではMTGAの存在が大きくそちらのBO1を中心に遊んでいる次第です(なぜかBO3への設定変更ができないw)
しかし私自身は紙のマジックが好きということもあり気になるカードはしっかりと買ってますし、パックも剥いております。
これまでと違う点とすれば以下のルールを設けて遊んでるということでしょうか
いまマジックとどう向き合っているがこちらです。
❶使用するカラーは基本スゥルタイとする
自分自身が黒緑、青緑、青黒のカードが好きなこともありそれら2色または3色のカードを使っていくことをベースとして紙の資産管理を行っています。これらのカラーのカードで下環境でも使えるor相場的に安いものはしっかりと踏み込んだり光らせたりします。
またそれ以外の色については基本使わない前提ですので相場が高いうちに手放すことでやりくりしています。
❷だらクソデッキは作らない。ただしまつがん制作はその限りではない。
自分自身、マジックの遊び方はジョニー寄りだと思っています。
(http://mtgwiki.com/wiki/Timmy,_Johnny,_and_Spike)
かつてはそれのために面白そうなカスレアは手あたり次第購入していましたが基本的に負債になるのが明確です。ということで自分で作る回数は減らし、何かしら実績を残した段階で自分色を出すべく改良していこうみたいな方針で向き合うことにしました。
ただし、まつがんさんが作ったクソデッキに関してはその限りではないです。みなさん承知のことと思いますので長くは書きませんがまつがんさんのおかげで《孤光のフェニックス》に関しては380円で4枚押さえることができました。
❸海外サイトの有効活用
毎回行っているわけではないですが予約段階で日本と米国で価格に大きな差があることが多々あります。例をあげますと《ドミナリアの英雄、テフェリー》は$14.99、《再燃するフェニックス》は$9.99で購入することができました。日本での価格はご存じの通りです。ただし、強いと思って踏み込んでの《正義の模範、オレリア》$11.99が現在580円であるように失敗もありますので注意が必要です。
そんな感じで時間的、金銭的にできる限り楽しんでいこうと思っている次第です。
同じような環境・考えの方がいらっしゃればぜひ仲良くしていただければと思います。
それでは今回のCoreSet2020の気になるカードトップ5を見ていきたいと思います。
ちなみにですが今回とうとうプレリリースへの連続出場記録が途絶えてしまいました。
その思いもぶつけていきたいと思います。
※ちなみにですが「強いカード」「高騰するカード」ではなくあくまで個人的に「気になるカード」ですのでそういった目でみてください
※予約価格は晴れる屋を参考にしております。
第5位《冒涜されたもの、ヤロク》予約価格800円
早速ですがスゥルタイカラーの伝説のクリーチャーとなります。5/3/5接死絆魂というスペックはまずまずでありますが誘発を倍にさせる常在型能力を評価してのピックアップです。というのも現在使用しているヴァニファールデッキ内だけでもスゥルタイカラーには探検隊、《人質取り》《貪欲なチュパカプラ》、《永遠神、ロナス》などETB能力持ちが豊富にいます。またパーマネントの誘発なら何でもOKな点でもさらに可能性を広げてくれる能力かと思いますので何かうまいこと悪さをさせたい1枚かなと思います。
ちなみにですが予約価格は少し高めな気がしておりますので500円を切るくらいまでは一旦待ちたいかなと思っています。
第4位《死者の原野》予約価格100円
CoreSet2020にて対抗色占術ランドが再録されたので2色デッキですら(対抗職であれば)最低でも5種類のプレイアブルな土地を使用できることになります(基本地形2種+ショック土地+M10土地+占術土地)
今のところM19で再録された《風景の変容》を利用したコンボ案も少し話題にはなっていますがそこまでしなくてもプレイアブルではないかと思っています。灯争大戦にてゾンビトークンに能力付与するゾンビがグリクシスカラーで何種類かあります。またパワー6にする手段を作れれば《戦慄衆の侵略》で絆魂付与することも可能です。
価格は思いのほか安いですね。発売週にストレージで4枚揃えたいかも。
第3位《神秘の炉》予約価格300円
実は私CoreSet2019のときは《練達飛行機械職人、サイ》を用いたサイストームを永遠に回していたくらいにはアーティファクトシナジーのデッキが好きです。サイストームがスタン落ちして以降、毎セットどうにか新しくサイとコンビを組めるカードはないか探していましたがようやく可能性のありそうなカードの登場ではないかと考えています。具体案はまだ思いついてないのですがサイ、サヒーリ、後継カーン、神秘の炉をベースにして何かしらのトークンデッキを作りたい次第です。
価格にしてはまぁ妥当かなと思いますので安いところでFoilで集めたいと思っています。
第2位《風の騎兵》予約価格500円→???
神話レアの騎兵サイクルからは青の騎兵がランクイン。一旦全色の騎兵を見直してみましたが書いてあることが頭2つくらい抜けている気がします。青トリプルシンボルに関しては現状青を濃いめの構築にすれば5ターン目にはそこまで厳しくはないというのが自分の意見です。それを踏まえて5/5/5飛行は文句なしな上に、《渦巻く知識》が内蔵されているのは破格、さらに死亡時には山札に戻り占術2がついてくるのはかなりお得と思っています。ちなみに自分が使っているスゥルタイヴァニファールでは死んで再利用できる能力はかなりお得なので即採用予定です。プロの方も何名か静かに推しているのを確認しているので現在の500円はかなり安いと思っています。4枚使われるかは微妙ですが神話レアということで今のうちに買っておいて損はないかと(自分もすでに2枚710円で購入。追加分を追いかけている状況です)
第1位《傲慢な血王、ソリン》予約価格1600円
今回公式プレビュー時に唯一興奮したのがこのPWになります。
まずは能力をご覧ください。
(2)(黒) 忠誠度4
伝説のプレインズウォーカー ― ソリン(Sorin) M20, 神話レア
[+1]:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは接死と絆魂を得る。それが吸血鬼(Vampire)であるなら、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
[+1]:あなたは吸血鬼1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。傲慢な血王、ソリンはそれに3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
[-3]:あなたは、あなたの手札から吸血鬼クリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
毎度あるスタン落ち直前に部族シナジーが保管されるシリーズ(?)今回は吸血鬼が選ばれました。自分自身もアリーナを中心に白黒ゾンビを使用していましたが一番ネックだった点が「強い4~5マナ域に到達するまで時間がかかる」という点でした。除去耐性が基本ない中で順番に展開していってもだいたいロードと4~5マナ域にしっかりと除去とカウンターを当てられて展開が止まるというのが多々みられます。その中で新ソリンがいれば3ターン目に《薄暮の勇者》でアドを取り返したり、《マガーンの鏖殺者、ヴォーナ》を叩きつけて処理を迫ったりできるのは非常に待ち望んでいた展開と思います。
現在価格は上昇傾向にあるので買うなら早めがいいと思います。私もできれば3枚ほしいところですが紙での機会もそんなに多く確保できないのでパックからでるのを祈りつつアリーナ中心に白黒吸血鬼を遊んでいくことになりそうです。
番外編《虚空の力戦》《鋼の監視者》《墓堀りの檻》
基本セット恒例の再録枠。大方の予想通り《虚空の力戦》(《神聖の力戦》も)が再録。
モダンでは現在サイドに4枚必須、なんならメインに採用までされるような状況となっており一時は7000円を超えていました。さすがにそろそろ再録されるのではという中で過去にM11に再録されたことがあることから個人的にはCoreSet2020での再録を期待し、待っていただけにありがたい限りです。今回は明確な当たりがある点で剥きがいありです。
また、鱗神話を使ってみたく少しづつパーツを集めていたので買うか悩んでいた《鋼の監視者》の再録も嬉しすぎます。採用されていないリストあったという点で買い控えていましたがカードパワーとしては間違いなく高いのでCoreSet2020でしっかり揃えたいです。
ということでCoreSet2020気になるカードトップ5でしたが今回もかなり面白そうなカードが多いと感じています。灯争大戦以上ではないものの同じスタンダードを歩んでいくという点で負けず劣らずと思っております。
現在は《世界を揺るがすもの、ニッサ》や《時を解す者、テフェリー》を中心としたPW環境ですがCoreSet2020の登場により環境がどう変わっていくのか楽しみな次第です。
灯争大戦 気になるカードトップ5
おひさしぶりです。気づけば最後の更新から3か月以上が経ち新セットの時期。
ラブニカの献身環境を軽く振り返ってみると
ラブニカのギルドのころ使用していた《詭謀+奇策》スゥルタイ探検を最初のうちはアップデートして引き続き使っていましたが世に蔓延した《ハイドロイド混成体》入りスゥルタイミッドレンジへのメタの煽りを同時に受け全く勝てなくなりあえなく終了。
その後は渋々ではありますが『オリジナルではなく強いデッキを握って勝つ感覚を得る』を目的としてドミナリアで買って以降全然使ってなかった、《ドミナリアの英雄、テフェリー》を使うことに。※エスパーコントロール
しかしどうもしっくりこず(自分がうまく使いこなせない故)勝率も5割切るくらいな感じ(3-2やら1-2寄りの1-2)で悩んでたところに出会ったのがこちら。
これ以前にも「今後は下環境含めてスゥルタイで生きていきたい」と思っていたくらいにこのカラーが好きな自分はこの構築に一目ぼれして使ってみるとこれがかなりしっくりとくる。嫌いだった《荒野の再生》を自分で使いだすという暴挙。
なんとなく、勝ち筋が明確で自分の手に馴染んでた【副陽の接近コントロール】に近い感覚を得ました。
そんなこんなで引き続きスゥルタイを握っていくことになった次第ですので今回の気になるカードトップ5は青黒緑を中心にできればいいかなと思っています。
さて前置きが長くなりましたが今回も個人的に気になったカードをトップ5方式で書き残しておきます。※ちなみに軽くラブニカの献身の内容を読み返したら見事に全部外してました
※予約価格は晴れる屋さんを参考にしております
第5位《終局の始まり》予約価格150円
”令和の青ギアハルク”と呼ばれている一枚。たしかに「青ギアハルク+天才の片鱗」みたいな動き出きるなと納得。完全にスゥルタイコントロール目線にはなってしまいますがメインで採用できるフィニッシャーにもなりうるのでかなり気になっています。《任務説明》でも使いまわせるのはかなりいいかなという。
今はメインのフィニッシャー枠は《秘宝探求者、ヴラスカ》ですが今後PWの使用は厳しくなることを考えても変更はしたいかなと。《最古再誕》も同時に変更かけたいです。
価格はちょっと安すぎるかな?と思いますので早いうちにFoilで2枚くらい買おうかと。
第4位《永遠神バントゥ》予約価800円
神からはこの1枚を。5/5/6威迫で除去体制ありって部分は及第点かなと思いますが終盤に引いても小型クリーチャーや土地をドローに変換できるのはカラー的にプラスかなと思います。個人的には【クラブラクドス】に2~3枚くらい入れてみたいかなという印象。値段は初動的には適正かなと。
ちなみに一番強いと思うのは《永遠神オケチラ》だと思います。
第3位《時を解す者、テフェリー》予約価格2000円→2600円
レアPWからは注目の一枚。
《運命のきずな》コントロール対策ともいわれている青白系コントロール即採用予定の新テフェリー。能力は間違いなく強ウザいと思います。
常在型能力と+1能力、3マナ忠誠値4だけでもうざいのに-3でしっかり盤面にも触れるのは強いですしなんでカード1枚引いてるの?って感じですね。
スゥルタイコントロール的には対応策は豊富なのでそこまで評価はしてなかったのですが改めて文字にしてみるとエグいですね。
海外が$15.99でしたが予約しておくべきだったかなと少し後悔?
第2位《爆発域》予約価格800円→850円
漸増爆弾付きのレア土地。全除去を採用できないカラーのデッキにそこまで無理なく入れられるのはありがたいかなという印象。ただ0マナファクトやトークンには基本的には使えないあたりはしっかりと調整されてるなと感じる良カード。値段は少しステイ気味。
第1位《迷い子、フブルスプ》予約価格100円
良い子はマネしないでください。
《練達飛行職人、サイ》をどうにかもう一度使おうとしてる自分としてはかなり注目している一枚がこの迷い子。考えてるのは《クルーグの災い魔トラクソス》採用型。
【注目点】
①《モックスアンバー》を2ターン目からの使用を可能にするレジェンダリー。伝説の増量。
②《クルーグの災い魔トラクソス》のアンタップ条件となる。歴史的の増量。
③《練達飛行機械職人、サイ》デッキにありがちな2ターン目ノーガードを埋めてくれるブロッカー。除去体制あり。
④ブロッカーになると同時にドロー手段にもなれる器用さ
⑤ここからはロマン。《カマールのドルイド的誓約》まで採用してれば場に出て2ドロー。
といった感じです。イラストアドも高いのでできる限り値下がりしてくれるとFoilを集めやすくて助かります。宜しくお願いします。
番外編
最下位《静かな潜水艇》予約価格100円
パワーカードが多い灯争大戦の中で一番弱いと断言できるのがこの機体。
なぜ青2マナなのか、なぜ搭乗2なのか、なぜ戦闘ダメージなのか、そして2/3。
機体の調整は厳しいと思わされる1枚。モダンで大建築家を使っている身としてかなり注目していただけに落胆もかなり大きかったです。
静かにストレージに潜水していく・・・
さてこんな感じで灯争大戦を楽しみにしてるわけですが今回はかなりパワーカードが多く特にアンコモン以下でも構築級が豊富、デッキの多様性が認められそうということでシングル購入がかなり難しい。ヤりたい子とヤったもん勝ち。
また日本語版限定でのPW別デザイン企画もあったりとドミナリア以上に盛り上がっている気がしています。確実に多くパックが剥かれることになると思いますので使わないカードのシングル購入は少し待ってるのがいいかと個人的には思ってます。
週末は恒例のプレリリースですので今回もトップレアが引けるようマジックへの信心を高めていきたいと思います。それではまた。たむら