【観戦記事】ワールド・マジック・カップ2017 日本代表優勝

12月1日から3日にかけてフランスのリヨンにて開催されたワールド・マジック・カップ2017は見事、日本代表(渡辺雄也、八十岡翔太、原根健太)が優勝となりました。

 

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初日からできる限り観戦はしていたのですが最後の準決勝、決勝は本当に「すごい」の一言というプレイングの連続でした。

 

特に八十岡翔太が操る「ラムナプレッド」が何故か対戦相手の「青黒コントロール」を自在にコントロールする「赤単コントロール」と化していました。

 

準決勝では最後の最後で《地揺すりのケンラ》を永遠しないというプレイングに観戦した全員が驚き、そのプレイングで相手の思惑をズラして勝ちを獲得。

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赤単使ったことのない私はそもそもケンラを永遠させるというプレイングが頭にないのでしっかりと見落としました。早くタイムシフトを観戦したいところです。

 

決勝でもかなり厳しい戦いとなりました。

全員が1-1で迎えたR3ではまず後手番だったナベさんがギリギリまで粘るも《川の叱責》で場を一掃されて敗退。両者の手札が見える我々からしたら本当に絶望的な光景でした。現地の解説はどうやら《王神、ニコルボーラス》をどうやって出すか云々みたいな話題で持ちきりだったみたいですが。たしかに《導路の召使い》を《秘宝探究者、ヴラスカ》で除去されてしまったことで黒マナ確保できず動けないターンがあったような気もするのでもしかしたらここがポイントだったのかもしれませんね。ただ《川の叱責》握られてたのでやぱりキツそう。

 

その後は第3デッキのジェイスピこと原根健太さんの出番。先手ですが相手は赤単の為、かなりキツそう(勝率は90%とのことですが)

ライフ残りわずかになりながらの《博覧会場の警備員》からの《発明の天使》《賞罰の天使》《発明の天使》の連打。原根☆エンジェル☆健太。

 

直接火力を引かれたらもう終わりというところまでいったかと思いますがなんとか粘って勝敗の結果はヤソに託されました。

 

青白サイクリングとの対戦であるヤソコン(赤単)。先手ということもあり余裕の展開になるかと思いきや意外とそうはならずあともうひと押しのところで《ドレイクの安息地》に阻まれる展開。我々は両者の手札を見ながらの観戦なわけですがヤソもまた相手の手札が見えているかのようなプレイング。ケアの仕方がとにかくすごい。最後は7枚貯めこんだ《ボーマットの急使》から手に入れたハンドを《熱烈の神ハゾレト》が綺麗に投げつけて勝負あり。とにかく無駄のない赤単コントロールに感動しました。

 

といった感じで深夜に大興奮して今日はもうすでに眠くて仕方のない状態ではありますがやはりマジックは最高だってはっきりわかりました。今週末は土日共にマジックにオールインできそうですのでこの想いをぶつけて楽しんできたいと思います。とりあえず赤単が増えるのだけは勘弁願いたい。たむら