【戒め】予約販売で気をつけること〜失敗例を元に〜
今日はいつもとは違った視点から。
新セットが発売されるたびに公式プレビューを日夜楽しみにしながらの生活を過ごすわけですがそのときが一番「このカードをこう使いたい!」「あのデッキに使えるんじゃないか?」とイメージが沸くような気がします。
実際に発売後はプロたちが答えとなるデッキ案を作ってくれますしね。
そんな時期に期待を込めて予約するカードたち……
まぁだいたい失敗してるんですよね。最近では方針を変えて、トップレアと考えられるカードだけを国外含めた最安値のサイトから予約するようにして《ドミナリアの英雄、テフェリー》を1600円、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》を2500円で買えてるので何とか資産平均値は持ちこたえてますが。
戒めも含めてこれまでの約1年間で予約に失敗したカードをその理由と共に振り返ってみます。予約時と現在価格の下げ幅が大きいトップ3!
第3位《破滅の刻》800円→150円(-81%)
失敗理由:4枚不要カード
破滅の刻発売当時はたしか4Cのエネルギー系のデッキを使ってたように思います。そのときにキツかったのが大型のクリーチャーを横展開してくるデッキ、またはアモンケットの破壊不能神を擁するデッキでした。《王神二コルボーラス》を使いたいと思ってたこともありその能力に惹かれて何も考えずに4枚予約!そして購入後は1枚使うか使わないかという……そもそも5マナのアクションとしてこのカードはまったく不要でした。せめて買っても2枚だけだろと。その後の3枚予約ルールというマイルールはここからきてます。
戒め:重いカードを易々と4枚買うな
第2位《血染めの太陽》1200円→150円(-88%)
失敗理由:関係ないフォーマットを意識
ここ最近増えてる《血染めの月》亜種カードの先駆け。プレビュー当初にかなり賛否に分かれたカードですが私もその流れにはなってました。予約段階の当時はたしかまだラムナプの遺跡が禁止ではなく(調べたらイクサランの相克発売日2018年1月19日に禁止)、その他にもアズカンタの探索の裏面を縛れる。タップイン等のデメリット能力を消せる。下環境ではフェッチランド等にも効果あり。何よりキャントリップがついてるので無駄になりにくい。と下環境を含めて初動で予約しました。その後は皆さんご存知の通り、ラムナプの遺跡は禁止されスタンダードはもちろん、下環境でもまったく姿を見ることはありませんでした。そもそも下環境をやってないくせに下環境用のカードを買う必要があったのでしょうか。
戒め:自分がやってないフォーマットのカードは買うな
第1位《過酷な指導者》800円→30円(-96%)
失敗理由:特化した能力の過大評価
ときはマルドゥ機体、黒緑コンストリクター、ティムールエネルギーが環境を支配していたアモンケット期。新たなヘイトカードとして作られたのがこの赤メンター。当初は少しばかり姿を見せてはおりましたが公式からのティムールエネルギーBANと同時に姿が見えなくなりました。
今でもチラホラと姿を見せるときはありますが当初の期待値とは大きな乖離があります。禁止されたフェロキドンくんなんかと比べても単体ではただの熊という点が弱い。せめてタフネスが高い、威迫や果敢を持ってるなどの個性が必要だったと思います。
戒め:今の時代は能力が欲張ったカードでないと活躍するのは難しい
といったかたちでこれまでの1年を振り返ってみました。霊気紛争から復帰してすぐだった時期もありアモンケットブロックでは特に予約で大失敗をしましたが少しばかりかの学びを今に活かせてると思います。また現在の価格はもう間もなくスタンダード落ちするカードだからということもありかなり下がってますが。
時間だけでなくお金も有限ということでうまくやりくりしてマジックを楽しみたい所存です。たむら