最新セット気になるカードトップ5を振り返ってみて~カラデシュブロック編~

おひさしぶりです。基本セット2020環境が始まり早速メタゲームに動きがみられました。

基本セットといいつつも今回は新しいアーキタイプを作り出すほどにカードパワーが高く、非常に楽しいスタンダード環境という印象です。個人的には苦手な青単が《幽体の船乗り》を得たことでさらに隙がなくなり非常に不快感を得ています(基本的に遅めのミッドレンジ系を握るため苦手なのです)。

 

さて、今回は秋の新セット発売によりイクサランブロックとドミナリア・基本セット2019がスタンダード落ちするということもあり自分が評価したカードは果たして活躍することができたのかを総括したいと思います。

 

が、まだそれまで約2か月弱あるということでまずは前回のスタン環境(カラデシュ・アモンケットブロック)で私が発売前に気になっていると評価したものはどうだったのかを振り返ってみて、次のスタン落ちするカードの評価結果につなげたいと思います。

 

まず先にですが私は霊気紛争にて20年ぶりにMTGに復帰しましたのでカラデシュ・霊気紛争ではブログとしての記事は残しておりません。そこで復帰するキッカケになったカードであったり、復帰当初にこれは強いと握ったカード5つ事後ですが選んでみます。

またアモンケットブロックに関してもまだまだ復帰したてということでとんでもないカードを評価している可能性もありますので温かい目で見て笑っていただければと思います。

 

それでは早速カラデシュブロックからいってみましょう。

※カード名の横に個人の独断と偏見で評価結果を「◎・〇・△・×」つけてみます

 

カラデシュ・霊気紛争で気になったカード5

【カラデシュ・霊気紛争】

1位《光袖会の収集者》◎

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2位《巻きつき蛇》◎

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わたしをMTG沼に引きずりこんだ2枚の強カードたち。たまたま霊気紛争のスポイラーを眺めていたときにこれらのカードの魅力に心を奪われた。まず2位の《巻きつき蛇》については言わずもがな環境初期から【黒緑巻きつき蛇(+1/+1カウンターを増し増しにのせていくことで早いターンに巨大生物を作り出して殴り勝つ戦術)】というアーキタイプを形成し、環境最後までTier1の一角として存在。エネルギーボブこと《光袖会の収集者》は当初は黒緑巻きつき蛇のマイナーパターンでもある【カウンター巻きつき蛇(+1/+1カウンターのみならずエネルギーカウンターも増し増しにしていき、そこから手札等のアドバンテージ差をつけて勝つ戦術)】に採用されていた程度でしたが、エネルギー関連のカードが大量に禁止された中で派生誕生した【スゥルタイエネルギー】などで《スカラベの神》と共に採用されだすと一気に使用率は爆増。価格も購入当時250円でしたが一時は1000円近くになるまで高騰した記憶があります。最後は黒系のミッドレンジ~コントロールデッキであればメインまたはサイドに計4枚は確実に席を確保したカードに成長しました。

 

3位《ギラプールの希望》×

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いま思うと実に渋いカードを好んだものだなという印象。

1/1/1飛行で「ギラプールの希望を生け贄に捧げる:このターンにギラプールの希望によって戦闘ダメージを与えられたプレイヤー1人を対象とする。あなたの次のターンまで、そのプレイヤーはクリーチャーでない呪文を唱えられない。」という能力を持った伝説のアーティファクト

戦闘ダメージを通しさえすればコンボ等への妨害を防ぐことができる能力に心惹かれたのだと思います。能力自体は現在《時を解す者、テフェリー》がヘイトを集めているのを見ると間違ってはいない評価だったのかなと思いますが正直なところスタンダードではほとんど使われなかった気がします。副陽の接近コントロールで使ってみようと試したこともありましたがやっぱり難しかったですね。モダンではたまに1/1/1飛行のアーティファクトということで何枚か採用実績があるくらいのカードです。

 

4位《激変の機会巨人》〇

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《大変動》内蔵型の通称白ギアハルク。テンペストからMTGを始めた子供のころの自分が一番剥いたパックがエクソダスだったので《大変動》と同じ能力を内蔵している5/4/5警戒の機械巨人に興奮しないことは難しかったです。残念ながらスタンダード初期ではほとんど使われてはおりませんでしたが、破滅の刻以降【王神の贈り物】デッキが流行ってくると《王神の贈り物》から吊り上げることができる全体除去枠かつ《復元》の対象先として使われることとなりました。現在はモダンで青白コントロールが人間やスピリットの対策としてたまにサイドボードでの採用がみられます。

気づいたら7枚くらい抱えてる(当時50円とかで売られていた)のでどうにか使われてほしいと願っております(切実)

 

5位《歩行バリスタ》◎

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最後はカラデシュが生んだ最高品質の万能アーティファクト。スタンダード時代も巻きつき蛇デッキを握っていた手前、その使いやすさには感心していましたが、なくなって以降さらにその万能さを懐かしむことが多々あります(庁舎の歩哨を眺めながら)

序盤のブロッカー兼小粒生物除去から、中盤のマナフラッドの受け皿、終盤のフィニッシャーといつ引いてもありがたい一枚だったように思います。一度通りさえすれば相手は除去必須であるものの対応して火力に化けることができる正真正銘の化け物カード。

ヴィンテージまで使われる強カードゆえスタンダード落ちした今現在の価格2000円前後ですらまだ安いのではと思ってしまいます。

 

番外編《領事府の弩級艦》×

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漢なら一度はこの1マナ7/11の機体にロマンを抱いたに違いないと思います。

《エンジン始動》《攻城化改造》で動かすもよし、搭乗6させるもよし。

自分は《狼の試作機》等を使って最速で動かそうと試みましたが「搭乗6」の壁は低いようで高かった。調整チームの調整力に拍手です。

さすがに調べてみても実践レベルでの採用実績はなしです。残念。

 

 

と書いてみましたが意外と時間がかかりそうでしたので今回はカラデシュブロックのみとさせていただきました。

復帰当初ということもあり「サヒーリコンボ」や「マルドゥ機体関連」「霊気池の驚異」など見落としているパワーカードも多かったですが個人的には好きなカードをしっかりと使うことができた楽しいブロックだったなと思います。

 

その後、(個人的に)暗黒の「赤単」「赤黒アグロ」時代に突入するわけなんですが・・・・。たむら