【イクサラン環境】StarCityGamesOpen 優勝はスゥルタイエネルギー。青白副陽も2種トップ8入り。
新環境のスタンダードを占う意味でも注目されているStarCityGamesOpenですが優勝は何とスゥルタイエネルギーとなりました。スイスラウンドも1位突破。
トップ64のデッキリストはこちら
スゥルタイエネルギー2種、青白副陽2種、4Cエネルギー2種、ラムナプレッド、エスパーギフトというトップ8の顔ぶれ。
そして優勝したリストがこちら。
【スゥルタイエネルギー】
Creatures (27)
Lands (21)
- 4 森
- 1 島
- 2 沼
- 4 霊気拠点
- 4 花盛りの湿地
- 4 植物の聖域
- 2 異臭の地
Spells (12)
- 4 顕在的防御
- 4 致命的な一押し
- 4 霊気との調和
Sideboard
- 4 貪る屍肉あさり
- 2 否認
- 1 呪文貫き
- 2 ヴラスカの侮辱
- 1 スカラベの神
- 1 秘宝探究者、ヴラスカ
- 4 強迫
新環境からはメインで《人質取り》のみ4枚採用されています。
対戦動画を何回か見ていましたがとにかく《顕在的防御》がうまい具合に相手の除去をかわしてるというシーンが印象的でした。またサイド後の《貪る屍肉あさり》が相手の墓地を何度も除去してる場面も見受けられました。
死に易い《人質取り》を《顕在的防御》の呪禁で守る動きはシンプルにうまいのとスゥルタイにすることでティムールに強い《スカラベの神》を無理なく使えるのが非常に良いですね。そしてベースが【黒緑コンストリクター】ということでマイナーチェンジで使用できるのも好印象。《人質取り》高騰待ったなしですね。
私自身は前環境から引き続き【青白副陽】を使用する予定ですがとにかくサイド後の《精神背信》や《大災厄》に苦労させられた思い出が強く、新環境後の《強迫》をかなり気にかけてましたがもれなく4枚積まれてますね。これは困った。
4位と5位に【青白副陽】がランクインしていますがそれぞれ違うタイプみたいですね。
前者は《試練に臨むギデオン》をメイン2枚サイド1枚採用し、そこの勝ち筋も狙うタイプ。
後者は初期型で完全にメインはノンクリーチャー、サイド後はカラカル等で地上を固めるタイプ。
両者ともイクサランからはメインで《アズカンタの探索》が2枚、《残骸の漂着》が2~3枚採用されていますね。
また後者には《選択》が4枚。
個人的に《選択》は4枚必須と思っていただけに前者が採用していないのは驚きでした。
環境が変わって大きく数を減らしたクリーチャー対策に関しては前者は《霊気溶融》4枚と全除去を計5枚で対応。ギデオンの+能力が一時的なクリーチャー除去のような役割を果たすことからもこの枚数なのでしょうか。
後者は《霊気溶融》3枚、《農場+市場》2枚、《本質の散乱》1枚など散らばらせてます。個人的には同型対決の場合、手札でクリーチャー除去が腐ることが多いので《アズカンタの探索》とも相性がいい《農場+市場》は採用したいと思ってます。
驚きなのが前者はサイドに《領事の権限》が0枚採用。新環境では赤単や恐竜は出てこないと踏んだのでしょうか。思い切りの良さに感動です。
さっそく《人質取り》や《残骸の漂着》が値上がり&売切れなっております。
その他についても早めに買い揃えておきたいですね。
私は《アズカンタの探索》だけ事前に買っておいたきりボサッとしていたのでしっかりと買い逃しております。
新環境もなかなかに色々なデッキがでてきそうでスタンダード楽しそうですね。次は世界選手権2017を楽しみにしておきたいと思います。たむら