最新セット気になるカードトップ5を振り返ってみて~アモンケット編~
珍しく連日の投稿となります。続いてはアモンケット編です。
前回のカラデシュブロック編はこちら。
ブロックごとにやっていこうかと思いましたがトップ5を書き連ねるだけでそこそこな文量になってしまいましたので急遽セットごとにやっていきたいと思います。
※「最新セット気になるカードトップ5」シリーズを見てみたところ破滅の刻からスタートしておりました
さて引続きですが私は霊気紛争にて20年ぶりにMTGに復帰しました。
アモンケットブロックに関してもまだまだ復帰したてということでとんでもないカードを評価している可能性もありますので温かい目で見て笑っていただければと思います。
それでは早速振り返ってみましょう。
※カード名の横に個人の独断と偏見で評価結果を「◎・〇・△・×」つけてみます
アモンケットで気になったカード5
※前回は復帰した思い入れもあり1位からでしたが今回は5位からに戻します
【アモンケット】
5位《副陽の接近》◎
予約価格または環境初期に買った5枚になります。まずは《副陽の接近》です。
環境初期から【青白副陽の接近】というコントロールデッキがメタゲームの一つに誕生したと思います。このカード自体は最初から最後までおよそ50~100円くらいで初心者でも手を出しやすいアーキタイプだったように思います。私自身もそれまでスタンダードの大会にほぼオリジナルデッキで参加していたこともありだいたい1-4とか2-3といった成績ばかりでしたがこのデッキを握って初めて晴れる屋のデッキリストに掲載されました。非常に思い出深いデッキの一つです。さすがに下環境では使われることはなさそうですがMTGAで採用されたヒステリック・フォーマットがカラデシュ・アモンケットブロックも範囲に加わった際には《時を解す者、テフェリー》&《ドミナリアの英雄、テフェリー》という凶悪Wハゲの下で使われるのではないかと思います。
※当時使っていたリストはこんな感じだったようです。
4位《媒介者の修練者》△
ドミナリアにて《ラノワールのエルフ》が再録されるまではマナクリーチャーは長らく2マナ域で選ばなくてはいけなく、当時を思い返すとティムールエネルギーにて4枚採用された《導路の召使い》がマナクリ市場を独占しておりその他の選択肢はほぼなかったように思います。その中で登場した《媒介者の修練者》には非常に期待をした記憶があります。残念ながらほとんど使われることはなく5枚目の《導路の召使い》として採用される程度でした。やはり《巻きつき蛇》とはディスシナジーを形成していることも大きかったように思います。
3位《過酷な指導者》×××
「メンターがつよい」それだけで非常に期待をしたのがコチラ。当時流行っていたティムールエネルギーの生物や《歩行バリスタ》、機体関連が行う起動型能力に対するメタカードとして作られたもののあまりに強かったエネルギー関連は即座に禁止改定の煽りを受け、《過酷な指導者》にとっても過酷な現実が待っていたのでした。もちろん予約価格800円で揃えた私にとっても非常に過酷な現実。もはや《残酷な現実》です。
その後、サイドボードですらこのカードを使用してるデッキはほぼ見ることはなくスタンダードの2年間を卒業していきました。自分の中でも大きくマイナスを出したカードとして非常に勉強させられた一枚です。
2位《選定された行進》〇
当時「《抽出機構》+《つむじ風の巨匠》」の無限トークンデッキを考えていたこともありかなり注目した一枚でした。購入当時は250円にもみたなかったと思うくらいにはトークンデッキは息をしていなかったと思います。その後、《秘密の備蓄品》を用いた白黒トークンなどTier1.5~2のあたりに幾つかのトークンデッキが誕生し、その必須カードとして存在感を少なからず示すことになりました。今のスタンダードにはさらに多くのトークン系カードが存在していることもあり登場弾が少しズレていればもっと面白かったように思います。
1位《死の権威、リリアナ》〇
アモンケットで唯一予約販売初日に買ったのが《死の権威、リリアナ》でした。自分はリアニメイト戦略が好きなのだなと教えられた一枚でもあります。たしか予約価格は1300円だったような気がします。一時500円近く下がっていたものの最後買取1000円近くまで高騰したような気がします。なんでだったけ。環境当時としては青黒系では《奔流の機械巨人》や《スカラベの神》、黒緑系では《新緑の機械巨人》や《墓後家蜘蛛、イシュカナ》をよく釣り上げていたように思います。下環境ではさすがに5マナで盤面への影響力がないため使われることはなさそうなのが悲しいですね。《副陽の接近》に引き続きヒステリックでの使用を楽しみにしたいと思います。
アモンケット参入後はこれまであったエネルギーデッキ、機体デッキに加えて赤単が強かった印象があり今でいう「どのデッキにも青がある」くらいには「どのデッキにも赤がある」だった気がしています。個人的に赤はあまり好きなカラーではないのでかなりキツかったなぁと。気になるカードについてはまずまず当たったかなという感じですが個人的には青白副陽の接近のおかげで、大会で勝つ喜びを知れた印象深いセットとんありました。たむら