最新セット気になるカードトップ5を振り返ってみて~破滅の刻編~
続いては破滅の刻編です。
前回のアモンケット編はこちら。
破滅の刻からブログ内にて「気になるカードトップ5」というものを
フルスポイラー発表後に行っておりました。
中身については恥ずかしい部分もあるので割愛させていただきますが
当時どんなカードに注目しており、結果どうだったのか。
を振り返ってみようというのがこのシリーズとなります。
それでは早速振り返ってみましょう。
※カード名の横に個人の独断と偏見で評価結果を「◎・〇・△・×」つけてみます
破滅の刻で気になったカード5
【破滅の刻】
5位《厳粛》×
ブログを読み返していきなりおったまげました(笑)まさかこんなマイナーな置物を選んでいたなんて(笑)
ただ理由は明確でしてこの時期は遅めのコンボ系トークンデッキを使用しており特に【黒緑巻きつき蛇】のぶん回ったときのサイズ(しかもトランプル持ち)であったり、完成度の高い【ティムールエネルギー】や初速で苦しい【赤緑アグロ】にかなり負けていました。その兼ね合いもあっての5位選出。残念ながらお気付きの通りサイドでもほとんど使われることはなくスタンダードを去ることになりました。
よくよくブログを読み直していると《氷の中の存在》とのコンボで使おうとも考えていたようです。たしかに当時値を下げていた《氷の中の存在》を500円×4で買った記憶がありますが・・・それをスタンダード落ち直後に売ってしまったことのほうがショックです(今回思い出してしまった)
4位《破滅の刻》×
続いてはセット名にもなっている注目のストーリーの1枚。当時スタンダードの赤の全体除去は3点火力を与える《光輝の炎》や条件達成時の《コジレックの帰還》程度しかなくタッチ赤を握っていた自分としては待ち望んでいた一枚だったようです。ただ問題は予約価格800円で4枚購入したこと。
以前にブログでも書きましたが非常に勉強になった一枚です。
当然ながらスタンダードではそこまで使われることはなくたまにグリクシス系のコントロールで1枚使われるかどうか程度だったと思います。
3位《約束の刻》〇
続いて注目のストーリーから緑のランパンがランクイン。こちらに関しては砂漠シナジーを使いつつのランプデッキがTier1.5~2あたりに誕生しました。個人的にも何回か使った記憶もありますがそこまで伸び切らなかったかなという印象です。モダンでは【タイタンブリーチ】や【ヴァラクート】などで活躍してます。
追記)どうやら《約束の刻》を使うために《絶え間ない飢餓、ウラモグ》も買っていたようです。またしてもモダン需要で高騰する前に売ってしまいました。
2位《スカラベの神》◎
破滅の刻といえばこのカードという一枚。このカードだけは初心者ながらにも公式プレビューで出た瞬間から購入を決意していたことを覚えています。当初は能力はすごいが5マナで出た瞬間に仕事をするわけではないのでそこまでという評価もあり初動1200円で買うことができました。その後はみなさんご存じの通り、最初はたしかに姿を見ませんでしたがイクサラン発売後、戦乱のゼンディカー・イニストラードを覆う影ブロックが去ってからスタンダード落ちするまで環境の一角【青黒ミッドレンジ】の主力として活躍しました。何回《光袖会の収集者》や《機知の勇者》を釣り上げたでしょうか。この感覚が忘れられずモダンでもどうにか使ってみたいと思っていますし、ヒストリックの範囲拡大があった暁には間違いなく《スカラベの神》を握ります。
1位《虚ろな者》〇
最後はこちらの1枚。スタンダードでは残念ながらほぼ使われることはありませんでしたがモダンでアーキタイプ、というかMagic the Gathering 2.0を創り上げました。プロツアーイクサランの相克でのチーム武蔵の躍進するキッカケとなった一枚、そして、準々決勝vs Reid Duke との一戦はかなり手に汗握る試合でした。
価格的にはモダンでTier1~1.5のアーキタイプの主要カードの割になかなか高騰まではいってないかなと思います。今後さらなるアーキタイプの強化があれば唯一無二のカードゆえ楽しいことになるかと思います。
番外編《蝗の神》×
こちらも期待していた神の一枚でしたがほとんど使われずに環境を去っていったと思います(えっ?蠍の神?何それ?)
ドローするたびに1/1飛行の蝗トークンを生成するというジョニー好みの能力。一度定着してしまえばそのパワーは疑う余地もなかったのですが6マナという点とタフネスが4という点で《スカラベの神》とはまったく異なる運命を歩むことになります。
あともうちょっと強めの調整をしてくれていたらと思う一枚でした。
ということで破滅の刻を振り返ってみましたがやはり《スカラベの神》のセットという印象を改めて受けました。。たむら