最新セット気になるカードトップ5を振り返ってみて~イクサラン編~

続いてはイクサラン編です。

今回から現スタンダードに存在するセットに入っていきます。

環境最後のミシックチャンピオンシップのフォーマットはモダンということもあり少し残念でありますがここらへんで環境は終了するかと思われますので振り返ってみたいと思います。

イクサランブロックといえば何といっても「塩セット」という印象が強いのではないでしょうか。とはいうものの単純にカラデシュブロックがバグっていただけでスタンダードがローテーションした昨秋から評価は一気にあがったカードは多いと思います。

個人的にはピックアップされた4つの部族「マーフォーク」「恐竜」「海賊」「吸血鬼」の中で特に海賊を気に入っていましたがM20でも特に強化されることなく終わりそうなのは少し残念ではあります。

 

それでは早速振り返ってみましょう。

※カード名の横に個人の独断と偏見で評価結果を「◎・〇・△・×」つけてみます

 

イクサラン で気になったカード5

 

【イクサラン 】

5位《ヴラスカの侮辱》予約価格450円→最大最低価格2300円 ◎

 

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プレインズウォーカーに触れるインスタント除去ということで公式プレビュー直後から期待値はそこそこ高めでした。ただし当時は3マナの《英雄の破滅》再録を求める声も多く発売直後はそこまで価格は高くはありませんでした(とりあえず1枚だけ500円で買いましたがその後ずっと後悔することに)。その後はご存じの通り、《スカラベの神》やイクサランの相克で登場する《再燃するフェニックス》など除去耐性の強いクリーチャーカードが環境を支配し、PW含めてどちらにも触ることができ、さらに赤単相手にもライフゲインがインクの染みにならないこのカードは時代にうまくマッチして一時はイクサランのトップレアになるのでした。

 

4位《軍団の上陸》予約価格350円→最大最低価格1200円 〇

 

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イクサランでピックアップされた吸血鬼デッキのみならず白系ウィニートークンデッキで安定した採用実績を残したカードが《軍団の上陸》です。こちらも発売当初はイマイチ評価されず300円程度で売られていましたがすぐに《アダントの先兵》と共に白系ウィニーが結果を出すと1000円以上まで高騰しました。伝説のエンチャントながら重ねて引いても無駄にはならない性能であり、非常に使いやすい1枚だったと思います。

 

3位《残骸の漂着》予約価格400円→最大最低価格1700円 〇

 

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白系コントロールが4マナ立たせてターン終了したら攻撃に気をつけろという新たな共通認識を生んだカード。発売当初から【青白副陽の接近】で採用されました。受け身のコントロールデッキとの相性もさることながら、その後《熱烈の神ハゾレト》《栄光をもたらすもの》《再燃するフェニックス》といった一筋縄ではいかないフィニッシャーを多数採用した赤単、赤黒アグロ全盛期では4枚積まれることもあるなど大活躍だったと思います。残念ながら灯争大戦で《時を解す者、テフェリー》が登場すると一気にオワコン化してしまいましたがその最大パワーは忘れないと思います。

追伸)ちなみに私も晴れる屋のスタンダード杯クラシック決勝卓で《残骸の漂着》をケアした結果、相手に有効牌を引くチャンスを与えてしまい残念ながら負けてオポ差で6位に。

 

2位《秘宝探究者、ヴラスカ》予約価格2500 〇

 

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イクサラン目玉のPWです。+2で自衛手段を持ちつつ、-3でパーマネント除去+宝物生成、順調にいけば3ターン後に-10で相手のライフを1にするほぼ勝ち確奥義。当時から黒緑系のミッドレンジは安定して使っていたため悩みに悩んで発売当初に2000円で買ったのを覚えています。使い勝手もそこまで悪くは感じず、カウンターさえどうにか掻い潜れれば相手の強い除去を受けてくれるパワーカードです。その後、赤単や赤黒アグロ全盛期に価格は1000円を切りましたがローテーション後はイクサランの探検隊と一緒に【ゴルガリミッドレンジ】のフィニッシャーの1人として大活躍しました。価格も最大3000円近くまで跳ね上がった記憶があります。灯争大戦後は常在能力を持つPWや《戦慄衆の将軍、リリアナ》にその座を奪われてしまいスタンダードでの任務を終えた感のある6マナヴラスカ、いまや180円となっているのは愛用した者としては少し寂しい気もします。

 

1位《アズカンタの探索》予約価格1200円 ◎

 

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下環境のコントロールで発売当初から居場所を確保しているエンチャント。イクサランでは前回の反省を含めて予約での購入は控えるつもりでしたが唯一購入しました。さすがに4枚投入するのはあまりないですが(スゥルタイコンシードでは4枚が板)、2ターン目に絶対に出したいカードなのでだいたい2~3枚は使っていたように思いますローテーション後は間違いなくイクサランのトップレアに落ち着くかと思いますがさすがに2000円を超えてくるのは当分先かなと。。

 

番外編《歩行バリスタ

 

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ローテーション後ということもあり既存のカードに再注目していた模様。

1500円前後なら買いとコメントしてるあたり1700円程度だった模様。調べてみると最大最安値も実は2400円程度であり意外と値上がりしすぎてないんですね。

再録機会は当分なさそうだしこれからまたジワジワと上がってくるようなきもすますが。

 

 

f:id:legendtamura0708:20170922142402j:plainということで破滅の刻を振り返ってみましたがどうやら【青白副陽の接近】をマイナーチェンジして使っていくと決めていたために無難なカード(見るからに強いとわかるカード)をピックアップしてたように思います。その他だと公式プレビュー当時から高騰していた《殺戮の暴君》だったり、発売最初の週のSCGで結果を出して高騰した《人質取り》などもありましたがその環境に合わせて強さを発揮する渋いカードが多かったように思います。個人的にもイクサランは評価される前からかなり剥いたパックだったのでいろいろと思い出深い次第でした。たむら