【観戦記事】ワールド・マジック・カップ2017 日本代表優勝

12月1日から3日にかけてフランスのリヨンにて開催されたワールド・マジック・カップ2017は見事、日本代表(渡辺雄也、八十岡翔太、原根健太)が優勝となりました。

 

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初日からできる限り観戦はしていたのですが最後の準決勝、決勝は本当に「すごい」の一言というプレイングの連続でした。

 

特に八十岡翔太が操る「ラムナプレッド」が何故か対戦相手の「青黒コントロール」を自在にコントロールする「赤単コントロール」と化していました。

 

準決勝では最後の最後で《地揺すりのケンラ》を永遠しないというプレイングに観戦した全員が驚き、そのプレイングで相手の思惑をズラして勝ちを獲得。

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赤単使ったことのない私はそもそもケンラを永遠させるというプレイングが頭にないのでしっかりと見落としました。早くタイムシフトを観戦したいところです。

 

決勝でもかなり厳しい戦いとなりました。

全員が1-1で迎えたR3ではまず後手番だったナベさんがギリギリまで粘るも《川の叱責》で場を一掃されて敗退。両者の手札が見える我々からしたら本当に絶望的な光景でした。現地の解説はどうやら《王神、ニコルボーラス》をどうやって出すか云々みたいな話題で持ちきりだったみたいですが。たしかに《導路の召使い》を《秘宝探究者、ヴラスカ》で除去されてしまったことで黒マナ確保できず動けないターンがあったような気もするのでもしかしたらここがポイントだったのかもしれませんね。ただ《川の叱責》握られてたのでやぱりキツそう。

 

その後は第3デッキのジェイスピこと原根健太さんの出番。先手ですが相手は赤単の為、かなりキツそう(勝率は90%とのことですが)

ライフ残りわずかになりながらの《博覧会場の警備員》からの《発明の天使》《賞罰の天使》《発明の天使》の連打。原根☆エンジェル☆健太。

 

直接火力を引かれたらもう終わりというところまでいったかと思いますがなんとか粘って勝敗の結果はヤソに託されました。

 

青白サイクリングとの対戦であるヤソコン(赤単)。先手ということもあり余裕の展開になるかと思いきや意外とそうはならずあともうひと押しのところで《ドレイクの安息地》に阻まれる展開。我々は両者の手札を見ながらの観戦なわけですがヤソもまた相手の手札が見えているかのようなプレイング。ケアの仕方がとにかくすごい。最後は7枚貯めこんだ《ボーマットの急使》から手に入れたハンドを《熱烈の神ハゾレト》が綺麗に投げつけて勝負あり。とにかく無駄のない赤単コントロールに感動しました。

 

といった感じで深夜に大興奮して今日はもうすでに眠くて仕方のない状態ではありますがやはりマジックは最高だってはっきりわかりました。今週末は土日共にマジックにオールインできそうですのでこの想いをぶつけて楽しんできたいと思います。とりあえず赤単が増えるのだけは勘弁願いたい。たむら

【デッキ構築】青白《船団呑み》ギフト

今日は最近ハマっているデッキについて書かせていただきます。

その名も【青白船団呑みギフト】です。

先日友人とずっとフリープレイを行っていたときに青白ギフトになかなか勝てず、自分でも試してみようかと思ったところが始まりでした。メインのギフトコンボはともかくサイド後の《賞罰の天使》《博覧会場の警備員》によるコントロールはかなり手ごわいという印象でした。

ただメインの構成がどうしても面白くなさそうだなという印象をぬぐいきれずもう少しコンボ色を強めた構成にはできないものかと思い白羽の矢が立ったのがこちらの2枚。

 

《船団呑み》と《正気減らし》

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イクサランに帰ってきた《絶え間ない飢餓、ウラモグ》とも巷では言われている《船団呑み》。公開当初は《正気減らし》とのワンキルコンボが少し話題にもなりましたが7マナという実現可能性の低さ、単体だけでは相手を倒しきれないただの6/6というところでリミテッド環境でも1周まわってくることも多々あるような扱いで納得のカスレアの1枚とされております。そんなカードを見た私は

 

たむら「いや、ギフトで最速4ターン目に出して殴ればええやん」

 

ということで

 

1t《査問長官》

2t《航路の作成》or《巧みな軍略》

3t《正気減らし》※3tまでに墓地にギフトと船団呑み落とす

4t《復元》から《王神の贈り物》を設置して《船団呑み》永遠化アタック、キル

 

を目指す。

《発明の天使》なぞいらぬ。

ということで構築し始め、出来上がったのがこちらです。

 

【青白船団呑みギフト】

生物 (16)
4:査問長官
4:機知の勇者
3:発明の天使
3:船団呑み
2:聖なる猫


呪文(22)
4:巧みな軍略
4:航路の作成
4:復元
4:王神の贈り物
3:正気減らし

2:排斥
1:アズカンタの探索

土地 (22)
6:平地
6:島
4:氷河の城壁
3:灌漑農地
3:イプヌの細流

 

サイドボード (15) ※サイドボードはまだ未確定
4:博覧会場の警備員
3:賞罰の天使
3:否認
2:残骸の漂着
1:イクサランの束縛
1:川の叱責
1:激変の機械巨人

 

先に言ってしまうと《発明の天使》は必要です。

通常の【青白ギフト】のリストとの違いとしては

聖なる猫2、発明の天使1⇒船団呑み3

アズカンタの探索1、選択2⇒正気減らし3

にした程度で基本的には結果を残してる青白ギフトに倣ってます。

 

低マナ域のドローソースが減る分、少し動きには不安が出てくるもののドローカード&ディスカードの部分は弄っていないためこのデッキで重要な部分は問題ないと思っています。また長期戦になれば数枚貼った《正気減らし》と《査問長官》《イプヌの細流》で直接ライブラリーを攻めるという選択もあります。

 

他のデッキとぶつけてみた感触はかなり良かったのと回しててすごく楽しいという点が今気に入ってるところになります。

 

 

 

またMOにて更なる貧乏デッキで回して遊んでますが結構勝ちます。

貧乏青白船団呑みギフト】

生物 (16)
4:査問長官
4:機知の勇者(元々は《セイレーンの見張り番》でしたがさすがに無理だった)
4:船団呑み
4:聖なる猫


呪文(22)
4:巧みな軍略
4:航路の作成
4:復元
4:王神の贈り物
3:正気減らし

2:排斥
1:アズカンタの探索

土地 (22)
6:平地
6:島
4:氷河の城壁
3:灌漑農地
3:イプヌの細流

 

サイドボード (15) ※サイドボードはまだ未確定
4:博覧会場の警備員
4:残骸の漂着
2:領事の権限
2:栄光半ばの修練者
2:燻蒸
1:イクサランの束縛

 

《船団呑み》の強いところは「~が攻撃したら」が能力の発動条件なところでギフトで釣ってとにかく攻撃させてしまえばいいところかと。正気減らしが先にあっても、攻撃後に出してもいいので割と奇襲性が高くて楽しいです。

 

ただやっぱり4ターン目までは基本的にはノーガードと同じなのでコンボが成立できな場合、そこから巻き返すためには《発明の天使》の6/6、絆魂、警戒という3つの能力は欠かせないという感想です。だけど8tixは高いんだよな・・・

 

ということで次回は

《空中対応員》

にとりあえず現状を対応させてみます。

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イクサラン環境が終わるまでにはこのクソデッキの華を咲かせたい。

《船団呑み》の価格を5倍にするのが目標です(100円)

ぜひ興味ある方は安いので試してみてください。たむら

たむらのMO冒険記第7話〜Magic Onlineと残骸の漂着〜

前回記念すべき3-0をしたわけですがそこで得たパックは見事0-3、0-3で失いました。

これからも驕らずに精進していきたいと思います。

 

今週末はひさしぶりの晴れる屋に訪問予定。

時間の都合上、休日スタンダード杯には出れなさそうなので友人と12時過ぎからスタンダードを回しつつ、念願のイクサランドラフト14時の部に参加できればしてみたいと思っております。またツイッターにてコメントもしますがもし晴れる屋で暇してる方がいらっしゃいましたらぜひお手合わせ願います。

 

そんなこんなでMOドラフトも数日ぶりにインしてみましたがまたしてもゴミの束を作ってしまいました。ただ少し面白いことがあったのでご報告まで。

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名をば【白黒除去マシマシ吸血鬼?デッキ】と申す。

 

1-1で《巧射艦隊の追跡者》だったことがこの悲劇の始まり。仕方なく《板歩きの刑》をピックし、黒をベースに海賊か吸血鬼を目指したいところ。

1-2は《吸血鬼の印》をピック。黒の流れは悪くないかと。

その後、1-4《輝くエアロサウルス》1-5《プテロドンの騎士》をピック。

求めていた白黒吸血鬼から少し遠ざかる。何よりイクサランドラフトの基礎である≪低マナ域のクリーチャーの質≫からまったく逆ベクトルに進んでいる。

1-6《崇高な阻止》をピック。これは上卓は白をピックしてないなと。

1-7《猛竜の相棒》をピック。ここでまともな黒が全く流れてこなくなる。

1-9《選定された助祭》が何故か流れてくる。

 

2-1《竜髑髏の山頂》3-1《夢呼びのセイレーン》と完全にレアに見放される。

流れてくるレアも《勇敢な妨害工作員》《富の享楽》とゴミばかり。

 

3-3以降は案の定、白のカードがわさわさ流れてくるも期待していた2~3マナ域の有能クリーチャーはわずか。3-4で《縄張り持ちの槌頭》が流れてきて本当に感謝。気づいたらとてつもなく除去をピック(せざるを得ないくらい他にカードなし)してしまっていた。

 

※再掲

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序盤はバットリでどうにか凌ぎ、相手の大物は豊富な確定除去にて処分。相手がリソース切れたころに飛行持ちで削る。カギになるのが1枚のみの《吸血鬼の印》wwww

 

 

 

 

 

 

 

さて

 

R1 赤緑恐竜

 

G1とんでもないペースでクリーチャーを横並べされる。こちらが限界を迎えそうなときに《翠緑の太陽の化身》《レギサウルスの頭目》を並べられて白目剥く。なぜかタイミングを計っているのか相手は攻めてこない。気づいたら相手ライフ35にも。何もすることがないのでとりあえず《プテロドンの騎士》で空からアタックし続ける。それでも何故か相手は攻めてこない。相手の大物は細かく《板歩きの刑》に処す。それでも何故か相手は攻めてこない。気づけば相手残りライフ1。それでも何故か相手は(以下略

 

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どうやら相手は1枚握っていた土地を《残骸の漂着》と勘違いし、攻めてこなかった模様(笑)いや、ダメでも最後攻めてくればよかったのに(笑)

 

 

G2は序盤のバットリ《吸血鬼の士気》を何故か相手クリーチャー指定するというとんでもミスを起こして即死。

 

 

G1のラッキーをどうしても活かしたいG3は序盤から《猛竜の相棒》がアタック、出てきたら除去。アタック。出てきたら除去。を繰り返し最後は《吸血鬼の印》を受けた《軍団の飛び刃》が《選定された助祭》のサポートを受けて永遠アタックで勝ち。ちなみにG3も《残骸の漂着》を気にしてなのかむやみに攻めてこない相手。今回も1度アタックし損ねるミスをするなど終始MOの操作ミスが目立つ。以後反省。

 

 

この環境、白使いは4マナ立たせてカードを握りしめてるだけで《残骸の漂着》を持ってるかのように思わせられるみたいです。たむら

11/12 ホビステ大宮店ショーダウンに参加してきました

10/5以降、約5週間ぶりにスタンダード大会に参加する時間ができましたので報告させていただきます。ずっと参加したかったショーダウン大会に参加してきました。

最寄りの一刻館は9月に潰れてしまいましたので次に近場のホビステ大宮店への参加。

前回はたしかスゥルタイリアニメイトか何かを持っていってぼこぼこにされた記憶があります。あまり参加者は増えないでほしいと祈りながら待ってること10分、参加者は10人に決定。確定4回戦だそうです。

 

持参したデッキは環境初期からずっと調整を続けていた【エスパー副陽の接近】です。

一人回しや友人と回したりする中での感想としてはかなり良さげだと感じてはいましたが青白副陽の亜種としてはなかなか表には出てきてない印象があります。

 

リストは以下の通り

エスパー副陽】

生物 (0)

呪文(35)
4:致命的な一押し
4:至高の意志
3:検閲
3:本質の散乱
3:副陽の接近

3:天才の片鱗
3:残骸の漂着
2:燻蒸
2:不許可
2:排斥
2:ヴラスカの侮辱
2:アズカンタの探索
1:イクサランの束縛
1:試練に臨むギデオン


土地 (25)
4:平地
4:氷河の城砦
4:水没した地下墓地
3:灌漑農地
3:秘密の中庭
2:異臭の池
2:島
2:沼
1:廃墟の地

 

サイドボード (15)
3:領事の権限
3:強迫
2:否認
2:奔流の機械巨人
2:スカラベの神
2:威厳あるカラカル
1:慮外な応酬

 

このようなリストに変更してみました。

苦手な赤単がさらにヘイトの強い《暴れ回るフェロキドン》をメインに積んでるということで《イクサランの束縛》を1枚テスト的に投入してみました。

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またこれまではまつがんさん式のアグレッシブサイドボードを行ってましたが環境的にあまり有効ではないと感じこれまで通りの無難な構成に戻しました。

赤単、ティムールを意識したプレイングを心掛けたいです。

 

R1 白黒ゾンビ 2-0

先手1t《戦慄の放浪者》2t《むら気な召使い》が出てきて懐かしさに震える。

どうやら《厳粛》設置して《疫病吹き》や《アムムトの永遠衆》のマイナス効果を無効化してくタイプのゾンビデッキの模様。G1はびっくりさせられたものの4ターン目に《残骸の漂着》で場を一掃してからはこちらペースでセカンドサン。サイド後は《スカラベの神》で相手のゾンビをゾンビ化させまくって勝ち。

 

R2 青緑打撃体タッチ《スカラベ神》 2-1

先手メインは相手のやりたいことをうまくカウンターしてセカンドサン。サイド後は《否認》が飛んでくることをケアして挑みたいものの若干のマナフラッド。《静電気式打撃体》に4ターン目《イクサランの束縛》を試みるも案の定《顕在的防御》返しのターンに20点喰らって負け。G3は相手がマナフラッドしてる間に《試練に臨むギデオン》が殴りきる。

 

R3 赤緑恐竜タッチ《排斥》??? 2-0

メインは今回もギデオンのゴリ押し20点。サイド後は《スカラベの神》のプレイングをミスして危うく負けかけましたが運よく《残骸の漂着》が手元に集まり次々に仕掛けてくる恐竜を生け贄にさせて2枚のセカンドサン。速攻持ちがいるアグロ相手に対しての《領事の権限》の存在はかなり安心感が強い。

 

 

ちなみにミスプレイですが後手5ターン目

自分手札;スカラベ神、排斥、残骸の漂着、至高の意志

自分の場;土地5枚、他何もなし

 

相手手札:3枚程度

相手の場:土地5枚、チャンドラ忠誠度5、オテペクの猟匠(恐竜マナ軽減1/2)

エネルギー;2

 

の場面で《スカラベの神》を出してしまいました。自分としては先にプレッシャーを与えたいのとチャンドラはまだ次のターンにでも奥義は間に合うという算段でしたが返しに《蓄霊稲妻》でスカラベを除去され、《貪る屍肉あさり》を出されました。

結局次のターンに3点喰らってチャンドラを排斥し、次のターンに残骸の漂着で盤面整理を行ったわけですがまるまる5ターン目と3点を損した計算になります。オテペクから大物が続けばさらに大ダメージだったので今後は気をつけたいと思います。

 

 

R4 ダークティムール 2-1

ようやく意識していたティムールエネルギーとの対戦です。有利といわれるメインは青マナ確保が送れてしまい間に合わずチャンドラ奥義で負け。サイクリングランド含めて島は10枚インなのですがこないときはこないものですね。

サイド後は《否認》をケアしつつセカンドサンとスカラベ神の二段構え。G2は相手の《自然に仕える者ニッサ》を《イクサランの束縛》できたことで相手の動きが悪くなり後続をうまく処理してセカンドサン。G3は耐え忍んだ後に《スカラベの神》を着地させ残りライフ6からの逆襲。一気に逆転勝ちまでいけました。

 

 

ということで4-0で自身初の優勝!

 

twitter.com

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目標としてたイクサランショーダウンパックのみならず2000円分の商品券ゲット!

ほしいものが特になかったのでレバッカランドの《沼》を2枚と交換しました。

パックからも当たったので計3枚は爆アド!

 

今回の初感としては

・とにかく《残骸の漂着》を構えながらの4ターン目の動きが強い。

・《イクサランの束縛》は1枚ならアリ。基本的には上記の為、使いたくない。

・4Cティムールには《致命的な一押し》が腐りがち

・サイド後のスカラベ神だけで勝てる。青ギアハルクとカラカルは再検討。

・《強迫》強い。《否認》はピアスと悩む。《慮外な押収》出番なし。

 

 

そんなこんなで喜びに浸っておりましたらGPアトランタを【エスパー副陽】が制したという速報がきました。

 

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このリストまさしく上記した【《残骸の漂着》強すぎ】を形にしたようなデッキです。

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残骸の漂着4枚で相手からの攻撃は防げるので1~3ターン目には《致命的な一押し》以外の除去はなく、アズカンタの探索や検閲のみならず《選択》も4枚積みで手札を整えていく方針です。個人的にはCIP能力持ちの《ならず者の精製屋》などはカウンターしたいので《本質の散乱》を加えたくなるのですがこの振り切れ方はすごいなと。便利な《至高の意志》も0枚なのも驚きです。

 

 

最近MOイクサランドラフトばかりでしたが久々のスタンダード大会により再度MTG熱が湧いてきております。今週土曜日も日中に時間が作れそうなので今度は晴れる屋にてスタンダードかドラフトに参加したいと思います。ご質問やご指摘等もお待ちしております。たむら

たむらのMO冒険記第6話〜Magic Onlineありがとう〜

初挑戦から下手したら10回以上かかりましたがとうとう目標としていた『フレンドリーグ3-0』を達成できましたのでブログ書かせていただきます。

2-0、2-0ときたR3はかなり手が震えましたが粘り勝ちすることが出来ました。

 

 

ちなみにMVPは《稲妻砲手》

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敢闘賞は《鉄面提督ベケット

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アシスト王は《風と共に》

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です。ということで早速ですが出来上がったのはこちら。

【4C海賊】(笑)(笑)(笑)

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当然ながらドラフトピックが終わったときは頭を抱えたのは事実です。

ただマナ基盤がうまく回れば個々のカードパワーとシナジーはそこそこある思ってましたのでやってみなきゃみたいな感じでした。その点では宝物を生成できるクリーチャーやスペルを複数枚ピックできたのは助かりました。

 

それでは印象に残ったピックについて

 

1-1《鉄面提督ベケット

正直CFBの記事を読むと初手ピックはあまりベストではなかったのですが他のカードが良くなかったのと海賊は個人的に好きな部族なので思い切ってピックしました。

ロード能力により勝てた試合がかなりあったので感謝してます。下の能力はインクの染み。

 

1-2《セイレーンの見張り番》

海賊をやるときは青が重要だと思ってるので非常にありがたいカード。飛行に探検と縦横無尽に働いてくれます。

 

1-3《アダントの先兵》

他に強いカードがなくタッチ白または青白にしてでも使いたいと思いピック。このピックののちに《風と共に》が流れてきて最強コンボゲット。

 

1-7《稲妻砲手》

ここまでで基本的には青黒海賊タッチ白のようなピックをしていたのですがここで赤の強海賊が流れてきました。この時点では赤の使用はそこまで考えていませんでしたがこの次のパックで再度流れてきて2枚になったので赤のタッチが決定。ここから宝物が生成できるカードの評価を少し上げてみました。

 

2-1《遺跡の略奪者》 他候補《海賊のカットラス

個人的には一番難しかったピックでした。正直どちらも欲しかったです。この時点で青黒海賊の軸は出来ていたことと最大5マナ域2~3枚以内に収める方向性を考えていたのでレア海賊をピックしました。レア海賊のドローでアド稼ぎまくって勝った試合もあるので後悔はないです。ただ《海賊のカットラス》は本当に流れてこなくなりましたね。今回も2-1が最初で最後のお目見えでした。

 

ここから先は海賊やコンバットを中心にピックしていきました。

2~3マナ域でしっかりと働ける海賊たちと4マナで域でアドを稼げる海賊たち。

それをサポートする白の1マナ優良コンバット3枚と追放除去。

うまく回ることを祈るのみです。

 

 

 

R1 白黒吸血鬼 2-0

出来の悪いデッキがすぐわかるようになってきましたがこの白黒吸血鬼は本当に線が細かったです。《稲妻砲手》で地上固めて海賊出してガチャガチャしてたら勝ち。

飛行生物に対しての受けが弱いところだけが心配ではあります。

 

R2 青緑マーフォーク 2-0

2-1で《アダントの先兵》+《風と共に》コンボが炸裂してあっさり勝ち。タッチ赤は見せず。後手番の2-2では山からの《稲妻砲手》が3t目着地で地上を止める。そこから4/4/3強襲海賊→風と共にで空から殴って勝ち。《風と共に》が強すぎる件。

相手が5/3/3瞬速飛行出してきたものの《鉄面提督ベケット》着地させて計算崩せたのもラッキー。

 

R3 青緑マーフォーク 2-1

3-1マナフラしてたら3ターン目着地した《貪る屍肉あさり》が躍動しまくる。こちらはなんとか《セイレーンの見張り番》2体と白コンバットを構えて対処を迫ろうとするもうまい具合に相手の格闘スペルや起動能力で除去しきれず瞬殺。《セイレーンの見張り番》しかカードを見せてないためサイド後に賭ける。

3-2は無事に3t目《稲妻砲手》、4t目《鉄面提督ベケット》が着地し場が滞る。海賊横展開と直接火力で相手残りライフ9。《セイレーンの見張り番》の探検をしたら次のカードは《風と共に》!!!次に最終勝負を仕掛けようと思ったら相手が数体残して8体アタック。とりあえず唯一の飛行はチャンプしつつ、次ターンにフィニッシュさせる予定の《無法の物あさり》をコンバットで殺されないように自然に扱う。ベケットはお留守番。何とか作戦成功し《稲妻砲手》2体火力と《無法の物あさり》アタックで勝ち。

3-3は後手ながら相手マリガンからのマナフラッド気味で一気に攻勢を仕掛ける。

2t《アダントの先兵》3t《風と共に》つけて5点アタック。4t《遺跡の略奪者》。5tバウンスしてアタックして相手投了。ぶんおぶぶん。

 

 

なんとか初の3-0に成功しました。 今夜はとりあえず2回はドラフト参加できるチャンスを手に入れたので近いうちに今度はSEリーグに挑戦してみたいと思います。では。たむら 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【デッキ構築】黒単霊気体

プロツアー「イクサラン」はセス・マンフィールドの【スゥルタイエネルギー】が見事優勝して幕を閉じましたが、当初予想されていたような【ティムールエネルギー】や【ラムナプレッド】は勢力としては最大級ではありましたが結果としてはトップ8にそれぞれ2と1のみとなり非常に多様なデッキが活躍したプロツアーだったのではないかという感想を抱きました。

 

トップ8を見ただけでも【マルドゥ機体】がいたり【青白ギフト】や【ジェスカイ副陽】がいたりと様々な顔ぶれがいました。惜しくもトップ8は逃しましたが【白単吸血鬼】といった新しいアーキタイプが2日目進出率100%(5/5)だったりもしました。

 

その中で個人的に楽しみにしていたデッキがありました。

 

それが【黒単霊気体】です。

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これはBIG MAGIC所属の殿堂プレイヤーである藤田剛史さん(ローリーさん)の放送でピックアップされていたデッキになります。

デッキ内容はまだ完成はしていませんでしたがざっとこんな感じでした。

 

【黒単霊気体】

生物 (12)
4:戦慄の放浪者
4:才気ある霊気体
4:真夜中の随員

呪文(24)
4:リリアナの支配
4:ヴラスカの侮辱
4:死の権威、リリアナ
4:致命的な一押し
2:アルゲールの断血
2:バントゥ最後の算段
2:板歩きの刑
2:耕作者の荷馬車


土地 (24)
15:沼
4:イフニルの死界
3:廃墟の地
2:屍肉あさりの地

 

サイドボード (15)
4:大災厄
4:強迫
3:失われた遺産
2:本質の摘出
2:栄光の刻

 

元々黒単ゾンビに《キランの真意号》を挿したデッキは幾つか結果を残していたようにも思いますが今回は機体は《耕作者の荷馬車》のみとなっております。

 

主な勝ち筋としては

接死持ちである《才気ある霊気体》やリアニメイト能力を持つ《戦慄の放浪者》を横に並べて相手の動きを止めると同時に、相手のクリーチャーに対しては豊富な単体除去や全体除去で処理します。

 

その後、5ターン目以降に《リリアナの支配》や《死の権威、リリアナ》を用いて盤面を制していきます。《死の権威、リリアナ》は奥義でゾンビ以外を全除去したりという役割も担っています。

 

1体1交換をしながら手札のアドバンテージを確保するのが《アルゲールの断血》

 

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基本的には裏面にはせず、表面をドローソースとして使用。ドローの為のライフは絆魂等でうまく稼ぎたいところであります。

 

また初めて見たレベルのカードが霊気体ロードの《真夜中の随員》です。

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《才気ある霊気体》を強化しつつ、死亡の際はドローに変換します。

 

このデッキですが動画内では【ラムナプレッド】や【エスパー副陽】【ティムールエネルギー】などといったデッキにもかなり優位に戦えており非常に好感が持てたのは事実です。

ローリーさんも「このデッキ強いかも」みたいな感じで評価はしてましたが最終的にプロツアーで使用されることはなかったのは非常に残念でした。

 

 

動画を見た限りでは「制空権のなさ」が気にはなっていましたがそこは機体を使うのは違うとも評価しておりました。個人的には今後カジュアルにこのデッキは回していこうと考えておりまして現在は

 

真夜中の随員1枚、耕作者の荷馬車2枚をホネツツキ3枚にしてクリーチャー計14枚

ヴラスカの侮辱4枚を栄光の刻2枚(ヴラスカの侮辱を他で使用しているため)と栄光の砂漠2枚(土地25枚体制かつ困ったときのサイクリング&マイナス除去要員)

廃墟の地1枚をバントゥ最後の算段3枚目に変更

 

みたいなかたちで現在回してみております。使用感については引き続き調査し、報告したいと思いますがぜひ皆さんもぜひ【黒単霊気体】を使ってみてください。たむら

 

明日からプロツアー「イクサラン」開幕。イクサラン環境楽しすぎるでしょ。

明日からアメリカ・アルバカーキにてプロツアー「イクサラン」が開幕ですね。

今回は世界選手権2017を考慮したスケジュールということでこれまでの"新セット発売2週間後"ではなく"新セット発売5週間後"となり、また間にトッププロたちがぶつかり合った世界選手権2017もあって環境はかなり解明されてのプロツアーと思われます。

なんとなく【ティムールエネルギー(4C含む)】【ラムナプレッド】【青黒コントロール】を中心にしてくのかとは思いますが、日々MOでは新しいアイデアを用いたデッキが誕生しており蓋を開けてみないと分からない部分が多いかと。

 

個人的には藤田剛史(ローリー)さんの放送で紹介されていた【黒単霊気体】がかなり面白そうな気がしました。ローリーさんは毎回リミテッドは高い勝率な気がするのでもしそのまま使用するとすればワンチャンあるんじゃないかとファンとして応援してる所存です。

 

あとはドラフトで【部族ゴーレム】を使用するかも見ものですね(笑)

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最近はスタンダードの大会参加する時間もなく、家でMOを使用しながらリミテッド力の強化を図る毎日を送っており、暇があれば世界選手権やBMさんの動画やドラフト考察の記事を読むなどして勉強しております。最近めっきり勝率があがらず(基本的に1-2か0-3)萎えの日々ですが、久々に2-1となったので記載。

 

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印象に残ったピックを幾つか。

1-1《再誕の司教》

最終的な結果から見れば《海賊のカットラス》をピックしておけばと思いましたがさすがにこの時点ではレアピックが普通かなと。色としても黒や緑なら避けたい気もしますが【白】【吸血鬼】はピックせざるを得ません。とりあえず白をピックしながら白黒吸血鬼、赤白アグロに持っていければいいなという感じで。

 

1-2《幻惑の戦慄》

まさかのここでボムレアが流れてくる。他に目ぼしい白もいなかったので当然ながら支配魔法をピックしました。あまり宜しくはないですが青白ミッドレンジも視野に入れ始めました。

 

1-3以降は青の海賊がちらほら流れてきたので青は確定な感じになってきました。対して白は5/3/3警戒探検が2枚流れてきたくらいでまったく来ず。1-6あたりで黒の海賊、1-7で海賊専用機体が流れてきたところで【黒青海賊】を目指していきます。

 

1-8《巨大な戦慄大口》

緑がよく流れているという印象があったのですがここで緑の強力なコモンが流れてきました。この時点で宝物生成する青黒のカードをいくつかピック出来ていたのでもしかしたら使用できるなということでピック。2~3マナを固めた結果、終盤にパワー負けしたことが多々あったので最近は意識してコイツや黒吸血鬼4/4、大気の精霊などを探すようにしてます。

 

2-1《聖域探究者》

白黒吸血鬼が完成していたら喜んだであろうカード。他に青黒海賊で目ぼしいカードもなくとりあえずピックしました。2戦目以降はやはりサイドアウトする結果になったので部族シナジーは大切ですね。

 

最終的にできあがったのが上記の40枚となります。対戦ごとに《聖域探究者》《もぎ取り刃》《深海戦隊の殺し屋》が抜けて《セイレーンの策略》《ティシャーナの道探し》《風雲戦艦のスパイ》などが入っていきました。

 

R1 青緑ミッドレンジ? 1-2

1-1と1-2はお互いの良いところが出合ったものの運命の1-3で土地5+4マナ域2という手札をマリガンしたのち(島1掠め取り1青クリ4で)キープしたら6ターン目まで土地が来ずに死亡。本当にがっくりきました。

 

R2 赤白恐竜 2-1

2-1《帆凧の掠め取り》で覗いてみたら《戦慄の暴君》がこちらを見てた時の恐怖といったら言葉には表せませんでしたね。とりあえず除去する手段はこちらにないのでそれまでに対処するか7/8以上を作り出すかのどちらか。

2-2で相手の《突進するモントロサウルス》が着地してひとまずチャンプ。次のターンにマナを揃えてエンド。自分の場には1/4と2/3が、相手の場には2/1と5/5で残りライフお互いに6。相手が2/3に除去を使ってきたところで5/5バウンス。相手手札0のため次のターンに海賊専用機体に乗り込んでアタックで5/5墓地に落としてそのまま殴り勝ち。

2-3で《結束した角冠》がいる場で相手の他クリーチャーをバウンスや《依頼殺人》で処理しつつ最後は《風と共に》で殴り勝ち。トップデッキに助けられました。

やはり探検クリーチャーが回り始めると安定度がすごい。

 

R3 赤緑恐竜 2-1

3-1こちらがスピード勝負で勝ち。《風と共に》強し。

3-2は相手先攻でいきなり超重量級の恐竜が並んで負け。

3-3はスピード勝負と割り切って《巨大な戦慄大口》をアウトさせて青海賊イン。土地も森を3枚に減らして6枚目の島に変更。《帆凧の掠め取り》の効果により2ターン目時点で相手の手札に《巨大な戦慄大口》がいることを確認。土地も十分あるので間違いなく6ターン目に出てくること、こちらは《依頼殺人》があるのでそこをゴールとして考えてプレイングしていくことにしました。と思ったら手札に《幻惑の戦慄》が。そしてバウンスが。バウンスなどを使い7ターン目で宝物合わせて《巨大な戦慄大口》に《幻惑の戦慄》をキャスト。その後のブロッカーも依頼殺人等を使い除去して見事勝ち。まさか外したはずの6/6トランプルで勝つとは思いませんでした(笑)

 

 

ということで今回は無事に2パックをゲット。

初感としてはやはり

・2~3マナ域のクリーチャーの質と5~6マナ域のフィニッシャーの有無

の重要性を感じました。今回は運よく《帆凧の掠め取り》や《ティシャーナの道探し》といった優良なクリーチャーを複数枚獲得できたのがついてました。

 

次回こそは念願の3-0目指して頑張りたいのとプロツアーでのプロのみなさまのプレイングからさらに学んでいきたいと思います。たむら