禁止改定:エネルギー、ラムナプレッドから計4枚が禁止に!

 

1/15に禁止改定があるということで事前に多くの憶測が流れてました。

やはりトップメタのエネルギーからは序盤のマナ基盤を支えつつ、牙長獣の仔をいきなり2マナ3/3のバケモノにしてしまう《霊気との調和》が最有力。

その他に多色展開を容易なものにする《霊気拠点》、アドのバケモノ《ならず者の精製屋》、エネルギーの手薄になりがちな空と横展開を支える《つむじ風の巨匠》なども候補として挙がっていました。

またエネルギーと環境の2強であるラムナプレッドからも禁止が必要ではということで神様こと《熱烈の神、ハゾレト》や《反逆の先導者、チャンドラ》を禁止という声も。

ちなみに私はラムナプレッドが出てきた当初から一番ウザいのは《ラムナプの遺跡》と言っておりました。これは決して後出しじゃんけんではございません。

さてこの中から禁止されるのはどれなのか。もしくは禁止なしでもう少し見守るのか。

 

ということで公式の見解はこちら。

 

霊気との調和》 禁止

ならず者の精製屋》 禁止

暴れ回るフェロキドン》 禁止

ラムナプの遺跡》 禁止

 

4枚も禁止になるとは想像の斜め上でしたね(笑)

 

ということでエネルギーも赤単もほとんど使っていない反対側のポジションからこれらの感想を述べてみたいと思います。

 

霊気との調和》 禁止

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今回の禁止改訂で一番有力視されていたカードは当然ながら禁止に。

エネルギーデッキが容易に多色化できるそもそもの根源の1枚。

私自身《巻きつき蛇》でMTG復帰したこともあり復帰当初からお世話になった1枚ですし、少なからず思い出もあり少し残念です。初手に緑マナと霊気との調和があるときの安心感は以上でした。

霊気との調和が禁止されたことで今後は3色以上のエネルギーデッキはかなり減ってくるのではないでしょうか。また牙長獣の仔のぶん回りも減るかと思うとかなり大きい。

もう一度黒緑巻きつき蛇でも試してみようかと思いますがかなり困難を極めそうです。

 

代用候補としては《恐竜の融和》あたりでしょうか。

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《切り裂き顎の猛竜》を当たり枠として少し追加する形への変更でどうなるか。

 

ならず者の精製屋》 禁止

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エネルギーからもう一枚。3マナ3/2というスペックでも及第点ながらさらに1ドロー

と2エネルギー生成というアドの化物。いつ引いても美味しい精製屋さんも禁止となりました。当初はあまり使用もしてなかったのですがスゥルタイエネルギーを構築してからはかなりお世話になりました。今後もスゥルタイはそこそこやれると思っていた矢先の禁止なのでいったん考えは0に戻さざるを得ません。

代理候補としてはマーフォーク寄りならば《銀エラの達人》、巻きつき蛇型なら各種探検クリーチャー。中でもイクサランの相克で出た《翡翠光のレインジャー》あたりでしょうか。

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エネルギーに総じて言えることですが《厳粛》もっとどうにかならなかったのかよ。

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すでに持ってるエネルギーも奪うとかせめて2マナとかさ?あんたじゃ遅すぎた。

 

 

ラムナプの遺跡》 禁止

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両成敗として赤単から禁止されたのはまさかの《ラムナプの遺跡》

発売当初から私は赤単で一番ウザいカードと思っていたカードです。やはり赤単といえば序盤のスピードで一気に削りきるのが常かと思いますが残り数点で息切れしてしまうのが”らしさ”だと思ってます。その残り数点をしっかり削れるのがこの砂漠の存在でした。しいていえば《廃墟の地》の起動コストを1にするなり、効果の発動をソーサリータイミングに調整してくれてれば強さはちょうどよかったと感じます。

個人的には今回の禁止改訂で一番ラッキーと思った禁止です(だいたいコンボデッキかコントロールデッキをしようするためとにかく赤単、そしてこの砂漠がキツかった)

 

代理候補としてすでに白羽の矢が立っているので《胆力の道》です。

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すでに予約価格300円では売切れており今後は500円程度が最低価格。活躍次第でさらに上昇するといった感じでしょうか。

 

暴れ回るフェロキドン》 禁止

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今回の禁止改訂で一番驚いたのがフェロキドンの禁止。

たしかにウザくて仕方なかったのは事実ですがそれはそれでやりようがあったので別に禁止するまでもないとは思いました。特に白系のコントロールが抱えていた《神聖な協力》のスタン落ち問題(2マナ除去不在問題)もとりあえずは劣化ながら《不可解な終焉》でどうにかなりそうだったのでとりあえず様子見てもよかったのではと感じました。

公式の記事によるとライフゲイン禁止能力よりも《守護フェリダー》対策として書かれた下の能力がトークンの横展開を咎めることでかなり問題視された模様。吸血鬼の息を止めかねないと。

個人的には《守護フェリダー》が悪いってことになるのですが上と下の能力が別々のクリーチャーについてればこいつもサイド要因としてもう少し細々と長く生きていけたのかなと(使われるとは言ってない)

 

 

 

ということで環境が一気に変わりそうなワクワク感があってトップメタを倒そうとしてた側としては非常に楽しみではあります。が・・・・

 

このような禁止改訂を行っていてはまた次に環境のトップメタが固まったら禁止出しますよと言ってるようなもの。

WofCにはぜひ現代の環境解析の速度に対してうまくメタを回す仕組みやルール制定を早急に考えてもらいたいです。今回は禁止に引っかかりませんでしたが数か月後に副陽禁止とか全然あり得るので。

 

とにかくイクサランの相克環境のメタの動き、それにともなったカード価格の動きには当分注意が必要かもしれませんね。たむら