【PT京都】ラムナプ・レッドを使用したPV選手が優勝。赤単の主力カードが高騰中。

PT京都は前評判も高かった赤単【ラムナプ・レッド】を使用した"PV"ことパウロ・ヴィター・ダモ・ダ・ロサ選手が優勝する結果となりました。

まずは公式記事がこちら。

coverage.mtg-jp.com

 

実際に優勝したデッキとほぼ変わりない赤単を友人が破滅の刻発売時から使っておりかなりの回数をマッチして(負けまくって)強いなという印象は持っていたのですがまさかプロツアー優勝するまでとは思いませんでした。

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個人的には赤単のようなアグロ系は序盤の4~5ターン目までをうまく凌げば息切れしてくるという印象がありましたが破滅の刻で登場した2枚のカード《地揺すりのケンラ》の永遠と《ラムナプの遺跡》の砂漠火力化効果により粘り強い仕様となってます。

 

《地揺すりのケンラ》くんは無事に値上がりしたみたいです。

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現在晴れる屋でも600~650円で売切れており、一時的には800円くらいまでいきそうな勢いですね(個人的には400円くらいで落ち着くと思ってます)

ただ赤をタッチしたアグロ系なら序盤の飛び道具かつ永遠は使えるので今後もいろいろと見る機会はあると思われます。さっさと揃えておいてよかったです。

 

また赤単のフィニッシャーの一角《熱烈の神、ハゾレト》はその大活躍により一気にアモンケットのトップレアに登り詰めました。

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マリガンした方が都合が良いというMTGの根底?を揺るがすその制約と誓約がみごと破滅の刻版赤単にマッチした模様。自分が赤単or赤白アグロで使用したときはその制約と誓約が厳しすぎて速攻で売り払ってしまったのが今となっては悔やんでも悔やみきれません(そんなに悔やんでない)

この想いはただ一つ『赤単絶対に殺すマン』になって晴らすべきでしょう(そんなにやる気もない)

 

 

カラデシュのトップレアこと《反逆の先導者、チャンドラ》もその稀有な能力と強さが評価され一気に値を上げてきましたね。

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疑似ドローおよび本体火力、マナ加速、クリーチャー除去、とんでもない奥義とこのデッキに噛み合いすぎているPWはもはや簡単にはポチッとできない領域に飛び立っていきました。元々、赤タッチしてるデッキに最低でもサイドインしてることの多かったこのPWを所持してるかどうかは今後大きな差になってくることでしょう。使わないにしても買っておけばよかった!涙

 

 

そんなこんなで赤単の優勝だったわけですが勝率だけでみると【黒単ゾンビ】のほうが良かったり、トップ8にも一歩先に進んだ形態の【赤黒アグロ】や【黒緑アグロ】などの姿も見え、また今回のPT京都にてゴールドレベルプロを達成された"J-SPEED"こと原根健太さんが言うように...... 

 

原根「赤単のブームはすぐ終わって、まずゾンビが一時的に増えるだろうなと思います。9勝1敗はChristian Calcanoと僕のゾンビで、またプロツアー裏のMOPTQもゾンビが優勝したそうですし、この時点でのベストデッキはたぶんゾンビですね。ただゾンビも全体除去に弱いという欠陥を抱えているので、黒緑の《ヤヘンニの巧技》などもありますし、そうなるとランプなども立ち位置が良くなってきて、うまくメタが回っていくんじゃないかと予想しています。赤単は多角的ですごく良いデッキですけど、圧倒的というほどではないので」

 

 とメタがうまく回っていくことも予想しやすく非常に健全なスタンダード環境なのではないでしょうか。個人的にもまずは赤単対策を強めにした【ジャンド蛇】にて今週末のゲームデーに参加しようと思っています。この環境になって初のスタンダードの大会参加ということで楽しんできたいと思います。たむら