プロツアー『アモンケット』は、黒単ゾンビが優勝
プロツアー『アモンケット』チャンピオンは、黒単ゾンビを使用したジェリー・トンプソン選手!おめでとうございます!
【黒単ゾンビ】
22 《沼》
2 《ウェストヴェイルの修道院》
-土地(24)-
4 《墓所破り》
4 《戦慄の放浪者》
4 《金属ミミック》
4 《無情な死者》
4 《戦墓の巨人》
4 《呪われた者の王》
-クリーチャー(24)-
2 《致命的な一押し》
3 《闇の掌握》
3 《リリアナの支配》
4 《闇の救済》
-呪文(12)-
3 《屑鉄場のたかり屋》
2 《豪華の王、ゴンティ》
2 《精神背信》
1 《闇の掌握》
2 《失われた遺産》
2 《霊気圏の収集艇》
3 《最後の望み、リリアナ》
-サイドボード(15)-
今大会「機体」「霊気池」に次いで第3勢力となっていたゾンビデッキ。特に今回も上位を独占するかと思われた「マルドゥ機体(orバリスタ)」が1つも残らなかったTOP8に3つも残る活躍。構築のみで見た上位リストでも半分近くはゾンビだったくらい今回注目のアーキタイプでした。
個人的にアモンケットのフルスポ当初から注目し、構築を進めていただけにゾンビの躍進はとにかく嬉しく。またプロたちの構築を見て多くの学びがありました。イニ影があと半年でスタンダードから落ちてしまうことを考えると短い命の可能性もありますが「破滅の刻」での更なる強化、白黒タッチ青といったさらなる進化が期待できるだけにこれからも見逃せない存在だと思います。
そんなゾンビデッキの主力たちが早速値上がりしてますね。
※価格は晴れる屋を参考にしてます
《無情な死者》
アモンケットのフルスポ時点で一気に値上がりしたカードですが今回のゾンビデッキの活躍でさらに2倍近く値上がりして現在2,500円となってます。
個人的には白黒、青黒ゾンビを考えていたことと2マナ域は他のカードを評価していたこともあり購入してませんがあんまり後悔もしてないのが本音。
《墓所破り》
今回のプロツアーでの活躍で一気に4ケタに乗せて1,100円になってます。リアニメイト系のゾンビを墓地に落としつつゾンビトークンを作る。召喚酔いのゾンビ等をドローに変換するなど色々と使える1マナ域のゾンビ。他に1マナ域に良質なゾンビがほとんどいないので使われるのは間違いないです。私も1か月前に1枚120円だったころに4枚購入済みでした。
《戦墓の巨人》
一押しのゾンビがとうとう評価されたと思っています。価格は他のゾンビに比べるとまだまだ控えめな700円ですがもっと値上がりしてもおかしくないと思ってます。正直なところ前者2体よりもこっちの方がめちゃくちゃ強いと思います。序盤でも終盤でも腐らないゾンビ。50円だったころに買えてて本当に良かった・・・。
アモンケットのゾンビも値上がり必死です。
《戦慄の放浪者》
数少ない1マナ域の戦えるゾンビ。タップインやリアニメイト条件の厳しさが気になるものの現状では間違いなくデッキインします。破滅の刻でさらなるパワーゾンビがでるまではこいつが序盤のエースかと。すでに500円超えました。
《リリアナの支配》
カスレアの筆頭になるかと思いましたがまさかの大活躍。慌てて4枚500円で買えましたがすでに1枚当たりがそれくらいになってます。5マナで全体強化とトークン2体生成。よく考えたらほとんど同盟者ギデオンみたいな動きしてるんですよね(さすがに言いすぎか)。《呪われた者の王》との8ロード体制が活躍してました。
その他だと
ゾンビのみだと終盤のフィニッシャーがいないなと思って探し、人知れず採用してたオーメンダール(ウェストヴェイルの修道院)をプロの方も採用されてて自分自身の考え方も間違ってなかったと再確認できてよかったです。
逆に一推しの1つだった《疫病吹き》の姿が見えなかったのが少し残念ですがこれから先のどこかでは台頭してくると信じてます。
これからメタられるのはまちがいないですが何度死んでも蘇ってくるゾンビデッキの今後に期待してます。早く自分も実戦で試してみたいです。たむら