【パイオニア】11/23晴れる屋第一回パイオニア神挑戦者決定戦に参加してきましたwithエスパー王神の贈り物
どうも最近更新回数が増えておりますがこれもすべてパイオニアが楽しすぎる影響です。
先週末は突然嫁が実家帰省することになり「遊んできていいよ」というビッグチャンスを手にしたので思い切って晴れる屋で開催された第一回パイオニア神挑戦者決定戦に参加してきました。もちろんMOはやってませんので完全に初回しです。
いちおう夜な夜な趣味のデッキ構築をやっていたこともあり先週初めの時点で以下の5つの選択肢がある状況でした。
・黒緑《巻きつき蛇》・・・鋼の監視者型をやめ、《生皮収集家》と《実験体》を加えた形。リストはすでに公になっているものに近く完成度は一番ながら、このデッキ特有の中盤からの息切れがどうしても気になりあまり乗り気ではない(息切れする前に押し切るデッキなので当然のことである)
・スゥルタイミッドレンジ・・・《スカラベの神》を使いたいという思いと《王冠泥棒、オーコ》がヤバイという思いが融合したデッキ。カードパワー的には断トツで一番ながら大味な構成なためまだまだ途中段階感が否めず。最近は以下のコンボデッキ調整が楽しすぎるためあんまり触っていない。
・青単ケシスコンボ・・・オリジナル。《ニッサの誓い》を失ったためスタンダード時代の形ではなく《精励された発掘者》に加えて《水没した秘密》を利用し、青・歴史的呪文で妨害しつつ土地を肥やしてフィルターから出したマナでケシスを唱えてLOを目指す。回れば楽しい。回れば。
・青単サイストーム・・・《主任技師》を加えることでコンボターンが少し早くなりつつある期待の星。こちらも回れば楽しい。ケシスコンボよりは完成度高いがいきなり大型大会に持ち込む勇気はない。
・エスパー王神・・・先週頭に突然と電波を捕らえて作り出したデッキ。ベースはスタンダード期の青白王神であるがそこに環境きっての有力カードの多い黒を足した欲張りプラン。4ターン目に《復元》《王神の贈り物》《発明の天使》が決まると実質キ〇セク。
さすがに蛇か王神が無難かなということで王神の調整をしつつ蛇も一人回しする1週間を過ごし最終的にはエスパー王神のほうが幸福度が高いということで前日に決定。ギリギリまでメイン数枚とサイドに悩みましたが結局悩んでも仕方ないくらいにパイオニアの環境は雑多。
以下が登録したリストの画像です。
基本的には
《縫い師への供給者》→《航路の作成》→《機知の勇者》のラインで墓地を肥やしていくのが理想。そこから4ターン目に《復元》→《王神の贈り物》のコンボを狙っていくのがゴール。その中で3ターン目に《時を解す者、テフェリー》が場に残れば安心安全にコンボが決まるねって感じです。
変わってる点をいくつか
《査問長官》はスタンダード時からまったく好きなカードではなく少しずつ枚数が減っていき最終的に0に。一人回ししている段階で縫い師他でなんとか耐えれる気がしたのでこの判断になりました。
《ヴリンの神童ジェイス》は《査問長官》の代わりですが特に納得していないもののサイド後にスペルを大量追加して後ろに寄った構築に変わったときに活きてくるかなと思って採用。除去の的になるかなとは思ってましたが案の定除去が集中しました。
《ボーラスの城塞》はおしゃれポイント。《復元》から吊り上げられる当たりの追加枠。王神デッキ自体が「墓地こやす」「肉落とす」「王神落とす」「復元ひく」を同時にこなさなければならず「4t目に復元あるけれど墓地に肉または王神がない」という状況も多々ありそういったときに城塞を釣り上げられるとかなりプレッシャーにつながるかなと。これについては追って記載しますがかなり満足いってます。
《霊気拠点》は単純に《査問長官》のなごりなのと《マナの合流点》を持ってないからです。←
さて当日の成績ですが1-3(ドロップ)
ですがこれについては自分のプレイが極めて酷かったことによるミス負けが大きく影響し、デッキ自体はかなりポテンシャルが高く、今後メタに顔出せるくらいにポテンシャルを感じました(ということで今回ブログに書くことに)
ざっくり戦評
R1 イゼットフェニックス 1-2 〇××
G1は相手に《削剥》がないようで早い段階で《復元》《王神の贈り物》が決まり天使を重ねて勝ち。
G2は割と押し返した状況でこちら6マナでテフェリー着地、相手墓地に1枚の《孤光のフェニックス》がある状況で《漂流自我》を打てばいいものの何を思ったか別の選択をする。次ターンに2枚になった不死鳥が帰ってきてそこから負け。漂流自我打ってれば間違いなく勝ってた。
G3はもう失った流れは取り戻せず《氷の中の存在》をさばけずに裏返って負け。
R2 イゼットフェニックス 0-2
まったくドローと墓地肥やしが噛み合わずにあっさり連敗。
R3 グリクシスボーラス 2-1 〇×〇
G1は王神が2枚場に定着して勝ち。王神1枚目でジェイス指定、2枚目の誘発時にジェイス起動で天使落として、天使吊り上げる。ジェイス君はじめて仕事する。
G2はかなり長引いてしまい盤面にボーラス×2と神童ジェイス裏面が並んで残り8分。G3に賭けて投了。
G3でぶん回って勝ち。復元、王神、思考囲いがすべて噛み合う。
R4 マルドゥ《巨像の鎚》0-2(松田幸雄さん)
コンボデッキ対決でお互いほぼ噛み合わずに進むも突然死を二度お見舞いされて負け。
特筆すべき内容はないものの松田さんにデッキを面白がってもらえて(特に《復元》から《ボーラスの城塞》を釣り上げるプラン)、対戦後に長めにピロートーク。お世辞にも「エスパー王神作ってみたい」と言ってもらえたので是非尊敬するデッキビルダーの一人としてこのデッキをネクストレベルにしてくださることに期待してます。
てな感じで元々3敗したらドロップと決めていたので終了しました。
その後は友人が来ていたので軽く飲みに行って解散。
所感と今後の変更点
メインボード
《ヴリンの神童ジェイス》2枚を変更
パワーカードではあるもの基本的に即除去の的になりルーティングできないことが多々あることがこのデッキのコンセプトを遂行できないことに繋がる。
→《マーフォークの秘守り》2枚
青1マナで確実に4枚掘れる点、アグロに対して壁になれる点、釣り上げてもひとまず4/4でアタックできる点は評価。追って記載するがサイドで《湖での水難》をより強く使えるシナジーがあるためここはこれで一旦固定しそう。
《スカラベの神》1枚を変更
このデッキの発端ともなったパワーカードだが一回も仕事できず。相手が悪かった可能性もあるためサイドなら存在感を発揮できたかもしれないが今回は一旦外す。
→《残忍な騎士》2枚目
まだテスト段階ではあるがメインからの大物orPW除去枠。さらに山札から墓地に落ちても吊り上げれば4/4絆魂として使用できる点は評価。
《拘留代理人》1枚をサイドに移動
悪くはなかったもののメインからは不要だったので一旦サイド2枚に。
→《激変の機械巨人》1枚
メインの全除去枠および復元の釣り先。復元はあるが釣るものがないという状況の緩和となるか。
《ボーラスの城塞》高評価
場に出たときの制圧感は強くこのカードで勝利まで捲れたこともあるので引続き試したい。パーマネント10個うんちゃらはインクの染み。
《人質取り》やや評価
今回は使いどころはなかったものの低マナ域のパワーカードが多くなるパイオニアではスタンダード以上に脅威となるかと予想。《裏切りの工作員》という選択肢もなくはないが素出しが厳しいデッキなので一旦保留。
サイドボード
高評価
《軍団の最期》1枚
手札に来たら何かしら相手の有効牌を追放してくれたのでかなり高評価。もう少しアグロが多くなるなら《拘留代理人》をこちらに変えたい。
《強迫》2枚
やるべきことはしっかりと仕事してくれたので感謝。《思考囲い》4枚でなくてもいいなと思う。
《漂流自我》1枚
イゼットフェニックス相手にしっかりと仕事してくれたので評価。使い手が問題。
やや評価
《黎明をもたらすもの、ライラ》1枚
場に出たとき威圧感はすごいもののそれ以上でもそれ以下でもなく。赤対策。
《墓掘りの檻》1枚
イゼフェニ相手で場に出すも大体《漂流自我》で不死鳥消えるか、《削剥》で割られるためあんまり効果を実感できず。自分のプランを壊さない墓地対策なので採用。
《ケイヤの怒り》1枚
あまり活躍できず。マナ拘束が強いので《衰滅》に一旦変更予定。
出番なし
《最後の望み、リリアナ》緑単信心、黒単アグロ対策。一旦1枚に減らす。
《荒廃甲虫》緑単信心対策
《害悪な掌握》シミックフード、3マナPW対策
《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》硬化した鱗、1マナファクト対策
《リリアナの勝利》呪禁フィニッシャー対策。《大災厄》にしたいかも。
今後試してみたい
《湖での水難》
カウンターおよび除去。序盤打てないかと思いきや《マーフォークの秘守り》がいることで2ターン目から使用可能な場合も見えてくるので試してみたい。
(サイド後は基本的にこちらの墓地は死ぬつもりで立ち回りたいため)
そんな感じです。
次パイオニアの大会に参加できるのがいつになるかわかりませんがまたエスパー王神使ってしまう気がします。
とにかくわかったことは。
パイオニアクソ楽しい
ってことでした。
ではまたパイオニア禁止改定で。たむら